これが私の仕事 |
世の中の最前線へ -事件現場からデパートの催事まで- 私は福岡県政担当として県庁を拠点に知事や国・県の政治家などを取材しています。また刻一刻と変化する新型コロナへの対応も私たち行政担当の記者が中心となって担っています。
記者の仕事はまず現場へ行って自分の目で見ることが基本。現場で見たもの・聞いたことをわかりやすい言葉で原稿にするのが仕事です。時には「現場の楢崎さん!」と生放送で中継することもあります。まさに世の中が動いている「最前線」が仕事場です。KEEP OUTの向こう側をいかに視聴者にお伝えするか、災害現場などに行けば辛く悲しいこともたくさん目の当たりにします。ですがその「悲しい」「悔しい」の感情に麻痺してはいけません。きっとその感情は視聴者も同じ。取材相手と視聴者いずれにも寄り添いながら最前線の温度を伝えていける記者でありたいと常に思っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
一歩踏み出すきっかけになれたら 乳がんで摘出した胸の上から被せる人工乳房を注文した女性を取材したときのことです。胸を失った苦しみ、これからへの期待・・・彼女が包み隠さず話をしてくれたのは「自分の姿が患者の希望になればこんなに嬉しいことはない」という思いから。放送後「あなたのおかげで第二の人生のスタートが切れた、これは私の人生の記録よ」と涙を流し喜んでくれたことは今も忘れられません。さらに乳がんを経験した方々から問い合わせがあり、彼女の姿はまさに患者の希望となりました。
私1人で社会を変えることは難しい。ですが、伝えることで人々が考え行動すれば社会を変えることができるかもしれない。この信念は入社した頃から変わりません。報道には人の人生を変える力がある、だからこそ慎重にそして誰かの笑顔に繋がる仕事がしたいと思っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
想定外に「全力で真面目」な会社です 「楽しくなければテレビじゃない」と一世を風靡したフジテレビの系列であるTNC。面白いことなんて出来ない自分が局のカラーに馴染めるのか、入社前は正直不安もありました。
いざ入社してみると確かに面白いしふざけてるんですが、どの先輩も根がとっても「真面目」なんです。フジ系なのに・・・これは衝撃でした(打ち砕かれた先入観)。真面目に面白いことを考え真摯に向き合う、これはどの部署にいても同じです。若手のうちからたくさんチャレンジさせてくれます。私も九州沖縄ブロックの年末報道特番という大きな仕事を任せてもらいました。たくさんの仲間と真面目に「面白い」を考え、自分で番組を作ることができるのはきっとテレビマンの醍醐味。これを若いうちから何度も経験できるって、きっとどこにも負けない強みであり最大の魅力です! |
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これまでのキャリア |
2013~ 入社・報道部(警察担当記者)
2015~制作部(情報番組ディレクター)
2017~報道部(警察・司法担当記者→県政担当記者) |