ユニオンソフトウェアマネイジメント 倉嶌です。
初めて会ったのは、就職活動中の面接でのことでした。
それなりに緊張していたのですが、
質問一つするにしても、本当に楽しそうに話をされるのを見て、
いい人そうだなぁ、とぼんやり思ったことは覚えています。
その後、入社前にお会いする機会があり、
お酒の席などもありましたが、面接時の印象と大きく変わらず、
概ね「気のいいおっちゃん」といった感じ
今現在でも大きく変わってはいません。
ただし、業務中に関しては、緩い一辺倒では当然ありません。
強く印象に残っている業務中の出来事です
ある案件で遅れが出ていたことがありました。
その頃、自分はまだ難しいプログラムは担当できず、
簡単な修正と、全体のテスト実施を担当しておりました。
せっせとテストしてエビデンスとって、と、
21時頃まで作業していた時、
ふっ、と背後に気配を感じました。
なんだろうな、と思っていると
「まだ終わらんのか」
と、ドスの聞いた声で話しかけてきます。
社長襲来です。
ただ、若かったんでしょうね
今思い返すと絶対にそんなことをすべきではないのですが、、
「今やってますよ」と、振り向きもせずにやや不貞腐れた感じで答えてしまいました。
もしここで振り向いて同じことを言っていたら、その後は作業にならなかったでしょう。
答えた瞬間、背後からの圧が膨れ上がったように感じるくらい凄まじいものに変わり、
そのまましばらく無言でじっとこちらを睨んでいるような状態が続きました。
(やっべ、やらかした、もう後ろ見れん・・・)と、怯えて泣きそうになりましたが、
それでも手を止めず、ひたすら作業を続けていたところ、背後の気配は去っていきました。
その後のことは、案件としてはなんとかなったということ以外、あまり覚えていません。
ただ、あの瞬間感じた圧と恐怖が、
社長の仕事に対する意識・考え方を如実に表していたんだろうな、と、
折に触れて思い返し身を引き締めるのみです。
オフとオンの切り分けがはっきりしていて、かつその温度差が激しい、
そんな方です。
当社の社長について少しでも伝わり、皆様の就職活動の一助となれば幸いです。