これが私の仕事 |
研究のすばらしさを“伝える”から“伝わる”へ 私の仕事は、主に先生が研究を実施する際に必要な資金調達にかかる手続等を行っています。先生が研究を行うために必要な資金は大学からも配分されますが、それだけでは十分でないことが多いことから、研究に必要な資金を得るために、国や民間財団へ「こんな研究がしたい!」という計画書を作成、申請を行います。当然、申請すればすべてパスするわけではなく、審査を経て採否が決められることから、計画書では、内容はもちろんのこと、読み易さ等も求められます(皆さんのエントリーシートと同じ?)。そこで私たちは先生が作成した計画書をチェックし、適宜修正やご提案を行い、より良いものにしていきます。研究に関する計画書ですので、専門的な記載が多くを占めておりますが、自分の知らない世界に接することができる、とても楽しい仕事です。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
実録・先生と歩んだ研究資金採択への道程 私が本法人に入職して4年目、当該研究に関する業務に本格的に携わるようになってから3年目だったかと思います。当該業務にも慣れ、計画書のチェック作業についても、より建設的な提案ができるようになった頃です。その折に、研究したいこと、熱意や思いはある一方、計画書の書き方がわからない、という先生が面談に来られました。その後、面談やメールのやり取りも含めて10回以上計画書の修正・提案を行い、先生が納得できる計画書が完成、その結果、採択を受けることができました。これまでは自身の仕事に対し、本当に意味のあることができているのだろうか、と自問自答することもありましたが、この経験から、まだ十分ではないながらも、自信を持って業務に携わることができるようになりました。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
高知県における生涯学習の受け皿を一人のアクターとして支えたい 私は、前職で自治体職員として働いていました。ただ、学生時代の経験から、抽象的ではありますが、“教育に携わることがしたい”、という気持ちを持ち続けておりました。その折、本学の求人広告を目にし、説明会へ参加、就職試験を受験することを決めました。その決め手となった点は2つあり、一つは“地域に開かれた大学”、というキーワードです。紋切型に言われる高校卒業生を対象とした大学ではなく、生涯学習を念頭に置いている、という点に共感したこと。そしてもう一つは規模が小さいことから、教職員・学生すべての距離が近い、という点でした。つまり、教育を受けたいすべての方の受け皿となり、かつ距離が近いことから、より濃い関わりができる、ということが私の選んだ理由です。 |
|
これまでのキャリア |
前職:地方自治体勤務(4年間)→本学へ転職:総務企画課で主に広報業務を1年、研究支援業務2年経験。その後教育研究戦略課へ異動し、引き続き研究支援業務に従事している(今年で3年目) |