これが私の仕事 |
「住宅に困窮している市民」と「不動産賃貸業者等」の橋渡し役 高齢者であれば孤独死の不安、低額所得者であれば家賃滞納の不安、外国人であれば異なる習慣や言語への不安、これらの不安は全国の不動産関係団体等が回答した入居制限の理由の代表的な一例です。私の担当業務は、このような住宅の確保に配慮が必要な市民が自立して円滑に居住できるよう、住宅の供給から居住の支援までを行政・不動産賃貸業者・福祉関係団体等と連携・調整することです。一筋縄ではいかない対応の多い業務ですが、住居を無事確保することができた方からの感謝の言葉には他の業務では感じることのできない重みがあると思っています。人々の生活の三大要素である衣食住の「住」なくして生活の安定はありません。私自身の判断が相談に来られる方の今後の人生を左右するものと考え、常にその責任を感じながら日々の業務に臨んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
思い描いた理想をカタチに! 住居確保に関する相談窓口の設置から携わり2年が経った今年度、国の制度に基づく施策だけでは、日々、新たに寄せられる相談に対応していくことが困難になりつつあったため、本市の実状にあわせた国の制度を補完する施策を新たに立ち上げました。施策の構想から各種根回しを含めると要した期間は約一年。対外折衝も多かったためそれなりの苦労がありました。
実際に施策が動きはじめると、これまでの苦労が報われるように本制度の趣旨に賛同いただける方が増え、住宅の確保に配慮が必要な市民がこれまで以上に民間賃貸住宅へ円滑に入居でき且つ居住の安定を図ることができるような支援体制が整備されつつあります。
最近では、国・県・他市の会議等で講演することもあり、幅広いネットワークを構築することができることも楽しみの一つとなっています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
前向きなマインド 以前、勤めていた市役所では、地域協働に力を入れた課に属し、国際交流や祭り等のイベントを担当していました。
これらの業務を通じ多くの市民と接することで、市政の主役は常に市民であると気づき、その市民の生活等を幅広く支えることのできる市職員の仕事にのめり込んでいきました。
やればやるほど、もっとやりたいという気持ちが強くなり、地域に根差して仕事をするため、転職を決意しました。
働く場所は変わりましたが、私の仕事に対する熱量は現在も変わっていません。いや、むしろ、以前より強くなっているかもしれません。なぜなら、周囲には「市の将来」を考え仕事に向き合う前向きなマインドを持った職員が多いからです。それだけに自分の努力次第で様々なことにチャレンジできる風土もあり、とても魅力的な職場だと考えています。 |
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これまでのキャリア |
前職:碧南市役所(3年間)→転職:都市基盤部住宅計画課(現職・今年で6年目) |