これが私の仕事 |
【ゲノム解析やエピゲノム解析を用いたがん研究】 がん患者さんの腫瘍組織や血液からDNAやRNAを抽出し、遺伝子を解析する業務に携わっています。
主に、次世代シーケンサーを用いた”Whole Genome Sequence”や”mRNA Sequence”をおこなっており、「がん患者特有の遺伝子変異がないか?」や「遺伝子発現はどのように変化しているか?」を調べています。
また、メチル化状態や転写因子の発現にも着目し、エピゲノムの観点から深掘りすることもあります。
もちろん、実験データから新しい発見があればとても喜ばしいことですが、そこに到達するまでに、新しい実験手法を試したり、試薬を検討したりと、地道な作業も多くあります。
そういった実験系確立の一助となるよう、粘り強く取り組んでいるときに、研究者としてのやりがいを感じます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
【失敗を繰り返していても・・・】 実験系の立ち上げ時には、やはりうまくいかないことも多くあります。
「どこを改善したらいいのか?」「どういう条件を試してみるか?」など、自分で考えて持っていった提案がディスカッションで通った時や、その結果失敗の原因を解消できたときに、受け身ではなく、自身で考えて動けていることにステップアップを実感でき、とても嬉しかったです。
さらに、実験立ち上げを進めていく上で、上司から「頼もしくなった」とお声がけいただくことがありました。そういった認めてもらえた瞬間も「この仕事でよかった!」と思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
【一緒に働きたいという気持ちを大切に】 私がこの会社を選んだ理由は、「この人たちのもとで働きたい」と思えたからです。
例えば、採用担当の方は、頻繁に連絡をくださり、内定承諾を決めかねていいる私に同大学出身の先輩社員を紹介してくれました。
内定承諾後も、私の状況や体調を気にかけてくださり、とても温かい会社だと感じました。
また、先輩社員さんに相談した際も、「ライフプランの中で、今の場所で働き続けることが難しくなったとしても、親身に相談にのってくれて”生涯研究者”でいられるように考えてくれる」というお話を聞きました。
入社後も、これらの印象は変わりません。
アウトソーシングという働き方だと、どうしても社員同士の関係が希薄になるイメージがありますが、研究社員を気にかけてくれる面倒見のいい会社だと思います。 |
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これまでのキャリア |
大学・大学院(修士)では、発生学を専門にマウスの初期胚発生や心臓の発生について研究をしていました。
入社後は4年間同じ研究所でがん研究に携わっています。 |