これが私の仕事 |
騒音・振動に関する規制や啓発により、府民の生活環境の保全に取り組みます 私の部署では、府民に最も身近な公害である騒音や振動に関する業務を行っています。法令に基づく規制権限は主に市町村が有していますので、大阪府では、市町村職員向けに研修会の開催や技術的な支援を行っています。研修会は新任職員からベテラン職員まで幅広く参加いただくため、基礎的な知識をより分かりやすく伝える工夫だけでなく、騒音や振動のメカニズムなど、専門的な知見も必要となり、日々、多角的な視点を意識しながら業務に取り組んでいます。
また、大阪府では毎年、航空機や新幹線などの騒音の測定を行っています。特に、航空機については、今まで間近で見る機会がなかったので、その迫力や音の大きさには驚かされました。このような非日常的なことを業務として担うこともあり、いろいろな経験ができる職場だと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
大量の廃棄物の不適正な処理を是正できたこと 入庁3年目から3年間、産業廃棄物を不適正に処理していた事業者への行政指導等を担当しました。不適正な処理には、産業廃棄物の違法な保管、焼却、投棄など様々ありますが、事業者に対して行為の違法性を説明するだけでは、指導に従ってもらえることはほぼなく、苦労することが多かったです。しかし、経験を重ねていくうちに、相手の個性や立場を常に意識しながら業務に取り組むようになり、相手に応じた指導を繰り返すことで、是正することができました。特に、全く話を聞いてくれなかった相手が、指導に従って廃棄物を適正に処理してくれた時は、達成感がありました。また、廃棄物は、他の公害の原因物質にもなり得るため、多角的な視野から環境問題を認識する上でも、よい経験となりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
非営利組織にしかできな仕事がある。明るい未来を紡ぎたい。 今ほどではないですが、環境問題は私が子どもの頃から取り沙汰されていました。特に地球温暖化が問題提起されることが多く、このままでは、自分が大人になったときや更にその先の世代の暮らしに大きな影響が生じてしまうと、強い危機感を抱きました。そこで、自分の子どもやその先の未来のために、少しでも豊かな環境を残したいという思いから大阪府の環境職を志望しました。大阪府は営利団体ではありませんので、民間企業ではできない様々な諸問題に携われますし、住民目線での仕事ができることも、大きな魅力だと思います。また、880万人の府民がいる大阪で、たくさんの人を喜ばせたいという思いから、大阪府で働こうと考えました。 |
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これまでのキャリア |
環境農林水産部 環境管理室 環境保全課(1年間)→同 事業所指導課(1年間)→泉州農と緑の総合事務所(3年)→環境農林水産部 環境管理室 事業所指導課(現職1年目) |