こんにちは!入社5年目の社員です。
今回は初めてのリーダー体験記ということで、案件リーダーの仕事をご紹介します。
まだリーダーとしての経験は浅いのですがご参考になれば幸いです。
■リーダーを担当するようになるまで
当社の場合、入社後開発部署に配属になってすぐの時期はコーディングやテストといった、システム開発のプロセスの中で下流工程と呼ばれる工程を担当することが多いです。下流工程を経験して技術的な知識を深めていき、3~5年目頃になると小規模な案件のリーダーを任せられる機会も少しずつ出てきます。
私の場合も入社直後はコーディングやテストの担当をすることが多く、入社4年目に初めて案件リーダーを任せられました。
■初めてのリーダー体験
初めてリーダーを経験したのは、複数のシステムを改修するプロジェクトへ参画した時でした。改修対象システムの1つを担当するチームのリーダーにアサインされました。
特に難しかったのはテスト工程終盤の、複数のシステムを連結させて機能確認をするフェーズでした。自分が普段担当しているシステムだけでなく、関係する他のシステムの都合も考えて計画・スケジュールを調整することが私の役割の1つです。調整するためには、他システムの機能や技術的な制約などこれまであまり触れてこなかった知識が求められます。
判断に迷うことも多かったですが、同じ部署の先輩に相談したり他システムの資料を見せていただいたりして、不足している知識のカバーに努めました。初めてやり取りする担当者の方とも粘り強くコミュニケーションして調整を進め、結果的に大きなトラブルなくテスト工程を完遂することができました。
■リーダーの難しさ・面白さ
リーダーの役割は案件の方針を決定し、様々な関係者と調整しながらプロジェクトを推進することです。具体的には各工程の計画・スケジュールの作成、自チームメンバーへの指示や進捗状況の管理、また業務部門や他システムの担当者との調整などです。
リーダー業務の中で最も難しく且つ、やりがいのあるポイントだと思っているのは、様々な立場の方とのコミュニケーションです。チームメンバーには当社社員だけでなく、パートナー企業の社員がいらっしゃいます。また、業務部門や他システムの担当者など、今まで関わりがなかった方々とコミュニケーションが必要になる場面もあります。
立場や専門性が異なる方とのコミュニケーションには苦労することが多いですが、システム・業務知識が深まるだけでなく、より良いコミュニケーションについて考える機会になり、非常に得るものが多いと思います。
今回の社員ブログは以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございました!