先日、はるの全体研修を開催した。
午前中は山間にあるアクト富士で。
アクト富士ではウグイスなど鳥の鳴き声が響き、研修中もその声に癒された。
研修のはじめに私からこれから3年間の中期計画や今年度の事業計画について話をした。
これまで管理職でたくさんの時間をかけて作ってきた計画だから、自分はその代表としてスタッフのみんなに説明したようなもの。
計画を作っている時も管理職のみんなで「はるらしさ」とは何かを考えてきた。
「はるらしさ」とは利用者の皆さんを大切にしているところ。
言葉にすれば当たり前のようだが、はるでは利用者の皆さんを大切に支援している度合いとても大きいと思う。
そして、そのことを続けることは簡単なようで簡単ではない。
これまでずっと利用者の皆さんを大切したいと思ってやってきたので、今回もそんなこれまでのエピソードから伝えようと思った。
だけど、話す内容を考えていたら、それぞれの部署でスタッフのみんながやってくれていることがたくさん浮かんできた。
どの部署でも利用者の皆さんのことを本当によく考えてくれていて、いろんなことに取り組んでくれている。
そんなことを考えていたら、「はるらしさ」はみんなが作り上げてきてくれたんだとあらためて感じた。
そのことを伝えたくて、自分の話のなかで各部署でみんながやってくれていることも話すことにした。
限られた時間だったので、計画を伝える最後のほうはいくぶん駆け足になってしまったが、どうしてもみんながやってくれていることを話したかったから、それはそれで良しとしよう。
自分の話のあとは、毎年開催している権利擁護虐待防止の研修。
今年もみんなから出してもらったグレーゾーンを元にグループでディスカッション。
これまで北摂杉の子会の平野さんに教えてもらってきたことを、今年は自分たちでやってみた。
権利擁護や虐待防止は、考えることや話す機会をずっと続けていくことが大切。
平野さんに教えてもらったことをはるでも根付かせていきたい。
社会福祉法人はる
理事長 福島龍三郎
「りゅうさぶろぐ」より