これが私の仕事 |
通信用半導体レーザ製造のMOCVD工程のプロセス開発 私は通信用半導体レーザの半導体部の結晶成長を行うMOCVD工程のプロセス開発をしています。工程の大容量化やプロセスの効率化のために新しい装置の導入やプロセスの改善を行っています。新規装置選定から装置の立ち上げ、データ測定まで行います。従来装置と同じ条件で測定できるように条件を詳細に振って条件だしをします。
その結果、自分が立ち上げた装置が現場で使われたり、自分が提案したプロセス改善が適用されたとき、自分がプロセスを変えることができたと実感してとてもやりがいを感じます。
また、「プロセス開発」というと縁の下の力持ちといった印象があるかもしれませんが、結晶成長では光素子でまさに光が発生する部分を扱うため、結晶品質と最終素子の特性とのつながりが直に見えることもあり良い経験ができていると感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ウェハ上の異物の自動検査装置立ち上げ 入社1年目の時、製品上の異物が原因で不具合が発生するといった課題がありました。
これを定量的に評価するため、私は異物の自動検査装置の導入を行いました。異物を自動で検出するために、異物の視覚的特徴を数値化してプログラムを作成することにとても苦労しました。このとき先輩社員や装置メーカーの方と相談を重ねてアドバイスをもらい、プログラムのパラメータをひとつずつ変えて実際の異物と比較し、トライアンドエラーを繰り返しました。最終的に人が見たのとほぼ同様に検知できるプログラムが完成し、非常に喜びを感じました。その後はそれまで人によって変化してしまっていた異物評価を定量的に行えるようになりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
積み上げられた技術力に囲まれ自らも成長できる場 インターンシップに参加した際に社員が製品解析を行っている姿をまじかに見ることができました。このとき追求心を高く持ち、打合せを頻繁に行い、そこでの議論をベースに問題に向き合っていることを感じました。私自身も研究室所属時に、研究の問題点に対して議論の中でアイディアを出し一つ一つ解決していくことができた経験があったため、この点でとても共感し自分自身の強みも活かせると感じました。
また、技術については日立製作所から積み上げられており他にはない技術力があります。このような場で自分自身も成長しながら業務に励める場だと感じました。 |
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これまでのキャリア |
研修(3か月間)→デバイスプロセス開発(現職・2020/4で3年目) |