これが私の仕事 |
ビジネスにおける付加価値を高める 商社パーソンの役割は、シンプルにいうと、お客様と商材を結びつけることです。(1)既存顧客×既存商材、(2)既存顧客×新規商材、(3)新規顧客×既存商材、(4)新規顧客×新規商材という4つの組み合わせが存在する中で、(1)はすでにビジネスとして成立しており、逆に(4)は端緒がつかめずビジネスとして成立しづらい傾向にあります。そのため、(2)と(3)でいかに付加価値を付け、ビジネスに繋げるか、がポイントになります。お客様が求めるものは何なのか。それに対し、蝶理ができることは何なのか。私は一つ一つの案件でそれらが重なる点を探し、営業活動を行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
着地点や妥協点を探るのに知恵を絞る 仕入先・インド、販売先・ロシアの仲介貿易(三国間貿易)を進めていたときのこと。ウクライナへの軍事侵攻を契機にEUによる対ロシア制裁が採択され、貿易をストップせざるを得ない状況に陥りました。商材は花火の火薬原料で、それが兵器に利用されるかもしれないと懸念されたためです。貨物は途中のオランダ・アムステルダム港で滞留。最終的には、インドの仕入先とロシアの取引先と、蝶理の3社で費用を分担し、納品しないまま船をインドに戻すことになりましたが、関係者全員が納得する着地点や妥協点を探るのに知恵を絞り、貿易の奥深さを再認識する経験となりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
扱う商材の自由度の高さ どうせやるなら成長産業に参入したい、と私は考えていました。そのため、半導体を中心とした電子材料の拡販に特に注力しています。もちろん部署としての方針もありますが、一営業担当がやりたいと手を挙げたことに対し、それを受け入れ全面的に任せてくれる風土が、蝶理にはあります。直近では、アメリカの某大手素材メーカーが有機フッ素化合物の製造からの撤退を表明したことで、世界中の半導体工場が稼働停止になると危惧されていますが、当社がフッ素冷媒を拡販することによって、業界に大きく貢献できると確信しています。 |
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これまでのキャリア |
最初に配属された化学品物流部で物流の基礎を徹底的に学び、2019年から主にガラス、電池、肥料の原料及び金属を扱う無機ファイン部に所属。現在は半導体装置や電子部品、機能性樹脂の拡販に携わっています。 |