繊維、化学品、機械の事業領域で高機能・高専門性を誇り、中国およびASEANを中心とした海外に現地法人・事務所30拠点のグローバルネットワークを構築する複合型専門商社。国内外の輸出入及び、三国間取引のほか、国内・海外にて投資事業を展開。
当社は、繊維、化学品・機械を主軸事業とし、世界各国に拠点を持ち、特に中国とは、戦後最初に進出した商社として今でも深い結びつきを持っています。繊維事業では、日本のみが誇る高度な技術をもつ北陸産地と提携し、高付加価値・高機能商材を世界へ発信しています。また、化学品・機械の分野では、巨大市場の中にあるニッチ商材に強みを持って事業を展開しています。医薬品や農薬の製造に欠かせないファインケミカル商材、ドリンク剤や食品に使用される食品添加物等の取扱いから、スマートフォン等で使用される液晶用のガラス基板原料等のニッチな分野を極めております。
当社は繊維、化学品・機械の専門商社として、(商)×(工)を兼ね備えた「創る商社」として存在感を示してきました。市場や流通という川下分野を見据えながら、原料や資材といった川上分野の開発に携わることで、蝶理ならではの事業展開を推進しています。さらに売上の約7割が海外関連ということもあり、現在では海外30カ所に拠点を展開しています(現地法人を含む)。営業社員は毎月のように海外出張に行くことが当たり前。また、基幹(総合)職の4人に1人が海外駐在、入社6年目以上の社員の半数以上が海外駐在経験者ということで、グローバル展開を加速しています。
創業162年の歴史を持つ当社ですが、一貫してきたのはトップクラスのメーカーとの取引きの中で、常に若手に大きな裁量権を与えてきたこと。それが伝統企業であるにもかかわらず活力ある風土を維持し続けてきた要因です。「自由にやらせてもらっている」と社員が口をそろえて強調することがその証であり、その自由さが柔軟な発想と大胆な行動を呼び起こし、若手でも大きな成果を上げることにつながっています。若いうちから大きな仕事を担当し、必要と感じたら海外にも毎月のように飛びます。時には各国の風習に倣い、中国や南米から「飲み過ぎました!」との報告も少なくありませんが、そんな武勇伝も蝶理らしいのかも知れません。
事業内容 | 繊維原料、繊維製品、化学品、機械、その他諸物資の国内及び貿易取引 |
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創業 | 文久元年(1861年) |
設立 | 1948年9月 |
資本金 | 68億円 |
従業員数 | 単体:331名(2023年3月末) |
代表者 | 代表取締役社長 先濱 一夫
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事業所 | 【国内事業所】
■本社/東京、大阪 ■支店/金沢 ■その他/岡山 【主な海外事業所】 アメリカ、ドイツ、インド、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、チリほか 計30ヶ所 |
売上高 | 【2023年3月期】
■連結:3,294億円(前年比15.9%UP) ■単体:1,635億円 ※2年連続過去最高益更新 |
経常利益 | 【2023年3月期】
■連結:124億円(前年比21.1%UP) ■単体:101億円 |
商品別売上高構成比 | 【2022年3月期】
■繊維 44.0% ■化学品 54.7% ■機械・その他 1.3% |
取引形態別売上高構成比 | 【2022年度実績】
■国内 31.0% ■輸入 30.0% ■輸出・仲介 39.0% |
主要関連会社 | 【国内】 アサダユウ、蝶理MODA、東京白ゆり會、ミヤコ化学、STXほか
【海外】 上海北蝶服飾有限公司、蘇州飛楽電子元件有限公司、青島紅蝶新材料有限公司ほか |
平均年齢 | 【2022年度】
■40.3歳 |
平均年収(総合職) | 【2022年度】
■999万円 |
沿革 | 京都で生まれ162年
蝶理は、日本が明治という新時代を迎える前夜、1861年(文久元年)に、京都で生糸問屋として産声をあげました。 以来、時代とともに歩み、2021年に創業160周年を迎えました。 繊維、化学品・機械を主軸とし、常に社会のニーズを敏感に捉えながら、積極的に事業の構築に努めて参りました。 |
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