当社の中期経営計画 2028では、時代、業界、お客様の変化やニーズに応えるため、“グループシナジーの強化”を方針のひとつとして掲げています。今回は当社グループ会社のひとつである
「富士ソフトアメリカ」をご紹介します。
富士ソフトアメリカは2015年に日系メーカーが北米展開する携帯電話の評価業務を行う拠点として、カリフォルニア州サンマテオ市(アメリカ)に設立されました。当初は3名でスタートし、最もメンバーが多い時期には40名を超えましたが、現在は駐在員1名、現地社員13名という体制です。携帯電話の評価業務に加え、北米で事業を展開する日系企業のお客様をメインに業務コンサルティングを含めた受託ビジネスを拡大中です。
日系の競合他社はERPパッケージの導入を主力ビジネスとしていますが、お客様のニーズに合わせたさまざまなアプリケーションの開発や、各種ソリューションを連携する受託開発に強みを持っています。日系企業の北米子会社はシステム予算が十分ではないことが多く、高額で操作が難しいパッケージを導入するという決断は容易ではありません。またITの知見がある人材の獲得も難しいため、お客様ビジネスの目標達成に向けて伴走するITサービスプロバイダーとなるべく尽力してきました。そして、今では受託開発が売上の8割弱を占めるまでになりました。“ただシステムを売るだけでは面白くない!自分たちの力でお客様の北米ビジネスを成長させたい!!”という強い思いを持ちメンバー一丸となって日々邁進しています。