この男、井上あさひ。NHKのアナウンサーと同じ名前だが、完全に男。
責任が重くなると体重も重くなり、これは遺憾!と思いジムに通い始めると仕事もサクサク。
ハサミもチョキチョキ。そう。自宅ベッドに出現した大きなムカデを退治しようとなぜかハサミで対抗。
結果、真っ二つになったムカデは両方行方不明。恐怖に怯え一週間のホテル住まい(実話)。
これができる男のクールな逸話。法人内では「俺たちの朝陽」と呼ばれているとかいないとか。
ただ俺の心の中には確実にあるぜ!掲げるゲーフラ「俺たちの朝陽」。
Q.施設の特色
A.比較的軽度な知的障害をお持ちの方がほとんどで、精神障害の方も少数いらっしゃいます。
様々な企業から発注していただいている仕事をしながら、 就職を目指している方に対しては就職できるよう、成長のお手伝いをさせて頂いています。
またルネッサンスでずっと働きたいと思っている方に対しては、安定して働いて頂けるように、
皆さんの生活や精神状態が安定するよう支援させて頂いています。
(株)本田技研工業様からご発注していただいている部品組立作業、
地元のスーパー、(株)しまむら様で野菜の袋詰めや清掃作業、
どんぐりを苗木に育てて地元の小学校や公園に植樹する作業、
トマトジュースやジャムを製造する食品加工作業等、様々な作業があります。
Q.苦労したことや失敗したことは?
A.企業から発注された仕事に対してミスをした時には、その企業まで謝罪に行ったり、
企業の信用を失わないよう対策書を作成したりします。
厳しいように受け取れるかもしれませんが、発注企業との信頼関係を築き
利用者本人さんの収入源である仕事を継続的なものとすることも職員の大事な仕事です。
Q.やりがいを感じることは?
A.共に働く利用者本人の方たちが、壁にぶつかった時に乗り越えられる様に手助けし、
一緒に乗り越えられた時にやりがいを感じます。
例えば、精神的な問題での休みが増えている方にはご家庭に連絡して、
毎日出勤出来るようフォローなどをします。
また、できない作業があった時には、作業手順ややり方を写真や文章で示したマニュアルを
作成したりして、できるように支援します。出来るようになった時はやっぱりうれしいですね。
年齢層は様々ですが、様々な仕事をする中で日々成長していくのが分かります。
また福祉施設でありながら、多くの企業や地域の方々との関わりが多く、
日々緊張感を持ちながら仕事ができます。そういった環境の中で自分の成長も実感できます。
Q.この仕事をしていて今までで一番うれしかったことはなんですか?
A.今まで共に働いてきた利用者本人が成長し、企業に就職できた時が一番うれしかったです。
就職後もその企業に就職した利用者本人の様子を伺いに行きますが、
企業で生き生きと働いている姿を見られた時はうれしかったです。