これが私の仕事 |
幹部としていかに部隊を動かすかが見せ場 神奈川県を隊区とする第31普通科連隊の第2中隊運用訓練幹部として、主に幕僚活動により中隊長を補佐しています。簡単に言うと、訓練業務と人員のマネージメントをしています。中隊の任務を効率的に達成できるよう年間の訓練と業務の流れを立案し、それに沿って毎日の訓練を指示します。また、それぞれの訓練に関する成果と問題点を分析し、次の訓練に活かすことで、中隊の組織的な戦闘力を向上させています。また、即応予備自衛官の招集訓練小隊長を任されています。即応予備自衛官は普段は民間人、所定の訓練に参加して、いざという時は常備自衛官と同様の任務にあたります。その訓練小隊長としての任務は、訓練の企画・立案、他部隊との調整、人員・物品の運用指示から始まり、訓練実施時は現場と訓練部隊を指揮・監督して、訓練目標を達成します。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自衛隊の人を育てるシステムや気風の中で、困難な任務を完了 二正面、三正面の大きな演習と防災訓練が連続し、全てにおいて任務完遂したときは、困難を乗り越えることができたと感じました。
隊員も休めず皆が疲れ、私自身も色々な業務で多忙となる中、最後まで諦めずに効率的なマネージメントを追求し、円滑に部隊を運用することができました。これは今までの幹部自衛官としての経験を活かすことができたとともに、上司の的確な指導や同僚隊員の協力のおかげです。このことで自分が成長したと感じると共に、少しでも皆から信頼される幹部になれたかなと感じました。
自衛隊の良いところは、人を育てるシステムが確立されているだけでなく、人を育てようという気風が根付いていることだと思います。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
一企業の経済活動だけではなく、スケールの大きい国レベルの仕事がしたい 私の場合、最初から自衛隊に入ろうと考えていたわけではなく、最初の就職活動は民間企業しか回りませんでした。しかし、各企業の説明や担当者の方と話しているうちに「一企業の経済活動だけではなく、もっとスケールの大きい、国レベルの仕事がしたい。50年後100年後に繋がる仕事がしたい」と考えるようになり、警察や自衛隊などの治安関係の公務員を選びました。
その中で一般幹部候補生を選んだのは、比較的日本で活動を認められている警察よりも、今後活動の場が拡大する自衛隊の組織作りに尽力する方が、やりがいのある人生になると考えたからです。 |
|
これまでのキャリア |
H17 幹部候補生学校入校→H18 第34普通科連隊 第3中隊 小銃小隊長→H20 第31普通科連隊 第2中隊 小銃小隊長→H22 第31普通科連隊 第2中隊 運用訓練幹部 |