これが私の仕事 |
XPSによる組成や結合状態の評価 MSTではお客様からの多種多様なニーズに応えるために多くの分析装置を取り揃えています。その中で私はXPS(X線光電子分光)という分析手法を担当しており、サンプル表面の組成や結合状態の評価を行っています。
基本的には、お客様からお送りいただいたサンプルをXPS装置で分析し、得られたデータを解析してその結果を報告書としてまとめてお客様にご報告する、という流れで分析を進めています。私の仕事内容は、このような測定から結果の報告までの一連の業務です。
時には、結果の報告後にWEB会議などの場で直接結果を説明することもあります。単に分析結果を送って終わりではなく、お客様の疑問点を解消し、結果を正しく理解してもらうことも分析センターとして果たすべき役目なのです。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様からの感謝と社会への貢献がやりがいです 仕事を行う中で、お客様から直接お礼の言葉をいただけることにやりがいを感じています。時には難度の高い分析に苦労することもありますが、お客様から「分析結果が役に立った」、「急ぎで分析してもらって助かった」といった感謝の言葉を頂けると非常にうれしく、やりがいを感じられます。また、自分が行った分析を通じて企業の研究開発をサポートすることで、表立っては見えなくても確かに社会に貢献しているという「縁の下の力持ち」のような部分も分析評価業務の魅力だと感じています。分析の依頼は、新製品・新規技術の開発などを目的として企業・研究機関からいただくことが多く、MSTの分析が社会を支える重要な役割を担っています。自分の仕事が陰ながら産業の発展に貢献していることは、私にとってのモチベーションに繋がってます。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
日本の産業を支える分析という仕事に魅力を感じました 私は、分析という仕事によって幅広い分野の研究開発や社会を支えていきたいと考え、MSTを志望しました。
私は学生の頃、XRDやFT-IRなど、多くの分析手法を用いて研究を進めていました。そうした中で、分析なしでは調整したサンプルが意図したとおりにできているかという根本的な部分すら判断することができないと気づきました。そして、分析が果たす役割とその重要性を学んでいくなかで、分析業務に携わることで社会に貢献したいと思うようになりました。特にMSTでは、第三者機関として中立・公正の立場からの分析を可能にしており、興味を持ちました。また、研究助成や学術振興といった活動を行うことで多方面から産業の発展に貢献しているという点でも興味を惹かれました。 |
|
これまでのキャリア |
2021年度入団→分析評価部 OFMGにてXPSを担当 |