これが私の仕事 |
建設工事の現場監督 私の仕事は建設工事の中の土木分野で、主に公共工事を担当しています。建設工事の現場監督といっても様々な役職があります。社長の代理となって現場のあらゆる権限を行使する現場代理人、品質や工程管理など建設工事の技術上の管理を司る監理(主任)技術者、現場代理人や監理技術者の下で最先端に立って監督を行う現場担当技術者などです。現在は、監理技術者を担当しています。監理技術者は建設工事の品質向上のため、経験や知識をフル活用しながら発注者が求める品質を満たす建設物となるよう、建設現場の職人さんたちを指導していくのが主な仕事です。建設工事では監督の手腕が品質等に大きく左右します。現場をまとめ、指導する方法に正解はなく、常に試行錯誤の毎日です。自分のカラーをその仕事に大きく出せることが現場監督の醍醐味だと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
関東地方整備局発注の工事で局長表彰をいただいたこと 高速道路の橋脚の工事では、ホタルの生息する河川横で工事を行うということで、環境保全の対策を強く要求された難工事であった。建設予定の橋脚は地上24mで、直径10m、深さ20mの基礎杭の施工も必要とされ、基礎杭の施工で河川の流水が枯渇してしまう懸念があった。この課題に対し、社内や基礎杭専門の協力会社の方々と検討会議を行い、薬液注入という地盤を固める工法により、河川水の流出を止め、無事に基礎杭の施工が完了した。工事の完了後もホタルの発生に影響はなく、環境が保全されたことが評価され、表彰をいただいた。建設分野とは全く異なるホタルの生態という生物分野を勉強したり、杭工事の中では予期せぬトラブルなど自然との闘いであったが、それに対し、現場に携わる皆で協力して解決、完成させたことに大きなやりがいと醍醐味を感じた。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
地元(諏訪圏内)や県内で数多くの大規模な建設物を手掛けることが大きな魅力 地元に密着した仕事をしている会社で働くことを目標に就職活動を行っていたところ、地元(諏訪圏内)や県内で数多くの大規模な建設物を手掛けているこの会社に注目した。面接時に個人の力量や努力により、より大きな仕事に従事させていただけるということを聞き、個人を尊重し、意見等を取り入れてくれる社風に魅力を感じた。 |
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これまでのキャリア |
現場担当技術者(3年間)→現場代理人、監理技術者を歴任(現職・今年で21年目、うち諏訪圏内5年、北信地方4年、東信地方5年、中信地方2年、山梨県5年) |