九州運輸センター協同組合

私たちは運送事業に関わっていますが、自分たちでトラックを保有していません。それは、トラックの『配車』や『配達の手配』を専門に手掛ける『貨物利用運送事業』という業種に分類されるから。分かりやすく言うと、荷物を運んでほしい荷主と、荷物を運ぶ運送事業者の間に立ち、双方を繋ぐポジション。ある時は、「野菜を出荷したい！」といったJAの倉庫からの依頼に対して、青果市場へと野菜を送り届けられるトラックを手配。またある時は、「明日なんだけど、イスを運べるかなぁ？」といった家具メーカーからの依頼に対して、インテリアショップへと家具を運ぶトラックを手配。このように、荷主とドライバーを繋ぎ、物流を司っています。

福岡・北九州・大阪・名古屋・東京にて5つの営業所を構え、複数拠点にて事業展開する当組合。一度お取引したお客様からのリピート率は95％で、継続的にお取引するお客様は約3000社！これほどまでに高く評価されているのは、設立から60年近い歴史において、業界を牽引するポジションとして最先端を走り続けてきたからこそ。業績も順調で盤石な経営基盤を築いています。また、安定している企業かどうかを客観的に測る指標のひとつに「自己資本比率」というものがあります。「自己資本比率」は数値が高いほど財務状況が安定している表れであり、50％以上の数値であれば非常に良好と言える中、当組合は55.9％と高い水準を保っています。

トラックを持たないため、『人材』と『情報』が私たちの財産です。そのため、教育とシステム構築に力を注いでいます。例えば、教育カリキュラムの充実で入社後にスキルアップできたり、システム改善により作業効率がUPしたり、働きやすい環境が整っています。また、福利厚生や手当も豊富に揃えており、長期的に安心して働き続けることができます。コンパクトな組織体により、声が通りやすい環境があるのも良いところ。コミュニケーションを大切にする風土が定着しているので、何かあれば相談しやすく、頻度や質の高い情報共有も行われていることから抜群の連携が取れています。今後もメンバーの声に寄り添い、職場環境を改善していきます。