これが私の仕事 |
【大学】小型魚類の臓器と骨形成解析→【現在】アミノ酸合成効率向上に寄与 私は食品会社にてアミノ酸合成効率の向上とアミノ酸を用いた製品の生産効率向上に寄与する研究に携わっています。具体的には、アミノ酸を合成する菌類を特定の条件で培養し、
どの程度の糖分を与えれば、どれくらいの量のアミノ酸をつくるのか、またその物質を解析・分析することで“ラボ規模”から“工場規模”へのスケールアップを行うというもの。アミノ酸は化粧品や食べ物のほか、将来的には飼料や医薬品製造などにも用いられる可能性もあるなど用途が幅広いからこそ、大きな影響力を持つ仕事だと思います。
無菌操作にて液体培地をつくるところから、培養、解析・分析と1培養4日間ほどかかる工程を複数任せて頂いており、特に測定機器は就業先に来て初めて習うものでしたので手技の精度を欠くことがないよう作業は慎重に進めています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
課題であった実験精度と速度との両立を実現!良い実験データで研究に貢献 一番嬉しかったのは、解析・分析業務にて前例のない大量のサンプルを、精度を担保しながら処理し、グループの方々に感謝の言葉をかけて頂いたことです。実は入社後に一番苦労したのは実験手技の精度と速度を両立させること。求められる業務量やレベルに達しておらず歯がゆい思いをしたこともありましたが、まずは作業の全体像や流れを把握することから始め、ミス・トラブルがあった際にはしっかり報告。そこからトラブルシューティングの方法を学び、同部署の方の作業方法などを伺い観察することで徐々に手技のレベルを高めていくことができました。こうした過程があったからこそ、大量のサンプルを任せて頂けたことも嬉しかったですし、実際に自分一人で処理しきり質の良い実験データを出せたともお伝え頂けたことが非常に印象に残っています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
研究が好き。だからこそ、必ず研究職になれる道を歩みたいと思いました。 就職活動の一番の軸は「研究職に就く」ということでしたので、総合職採用なども多いメーカーとは異なり、必ず研究職として働くことができるエウレカは魅力的でしたね。また、研究職のアウトソーシングを行う企業もいくつか見ましたが、社員を大事にする制度や風土が築かれていたことが最終的な入社の決め手でした。
研究職を志望した理由としては、実験操作を身に付けられることや、仮説が検証されることなど、とにかく研究が好きだったから。学生時代には小型魚類の臓器と骨形成機構解析を行っておりましたが、その知識をダイレクトに活かせる道というよりは、解析・分析業務に優先的に携わりたい意向をお伝えし、現在の配属先では希望を叶えることができています。今後は部署内で分析を含む業務のプロフェッショナルを目指していきたいです。 |
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これまでのキャリア |
2022年4月に入社後、食品会社にてアミノ酸合成に纏わる研究に携わっています。 |