これが私の仕事 |
【大学】創薬研究への熱意→【現在】核酸創薬の研究チームで薬効調査を担当 大手製薬会社にて、ニューロサイエンス(精神神経疾患)に関わる新薬の研究開発に携わっています。私のチームは基礎研究に近いフェーズを担い、まずはチームのブレーンが最新の論文や学会で得た情報をベースに、疾患のDNA配列を鑑みた上で効用を示す(可能性がある)化合物をデザイン。その化合物が生成可能か、という点を別チームに確認し、確認が取れた段階で私を含めた評価担当が化合物の評価を進めます。評価の際には予め自分たちでどこまで分析を行うかを検討。どのような効果(測定値)を示したら薬効があると判断できるか、等の項目を定めた上で薬効や毒性についても調査を行います。また、実際に生物に投与した場合の作用を確認するためラット等を用いた実験も実施。黙々と取り組む時間もある一方、研究者同士連携を取る機会も豊富な環境です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
綿密な準備が必要な実験だからこそ、薬効がみられた瞬間が一番嬉しいです。 私が担当する評価は結果が出るまでに時間が掛かり、特に正確な実験結果が求められます。そのためサンプルの量に誤差が生じてしまったり、細胞に不純物が混じったりして正しい評価が出来なくなると実験はやり直しに。学生時代はミスをしてもリカバリーする時間がありましたが、社会人だと限られた時間内で進める必要があり、最終的には人体に影響を及ぼすものを扱っているので結果にも責任が伴います。そのため本試験の前準備には特に力を入れており、本試験も必ず手順書通りに進めることを意識します。注力している分、実験が上手くいき薬効が見られたときのやりがいは本当に大きいです。また業務に携わる中でスキルも上がっているのか、最初は先輩と一緒に進めていた工程も徐々に一人で任せてもらえたりと、先輩たちから信頼頂けたことも嬉しいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
創薬の研究に挑戦したい。そんな私の希望を叶えてくれる企業でした! 私は院生時代から物理学及び生物学系の研究に携わっていたこともあり、知識や経験を活かして人の健康に貢献できる仕事に携わりたいと考えていました。こうした軸を持って就職活動を始め、ジェネリックなど様々な分野も検討し考え抜いた結果、やはり”創薬の研究に挑戦したい”という想いが強くなっていきました。だからこそ、大手製薬会社をはじめとする多彩なプロジェクトに携われるエウレカの環境は非常に魅力でしたね。
実際に、入社後に研究者一人ひとりに実施される希望調査で“創薬に携わりたい!”という強い希望をお伝えしたところ、その熱意や学生時代の研究が評価されたのか、1年目から現在の核酸創薬の研究チームに配属して頂き、希望の働き方を実現できています。このように社員に対して誠実に向き合ってくれる姿勢も魅力だと思いますね! |
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これまでのキャリア |
2020年4月に入社後、製薬会社の新薬開発チームに配属。 |