これが私の仕事 |
相談支援専門員。【第三者】として本音を聞き出します。 私は、ご自宅・作業所・ホームに訪問して、地域で暮らす障がい者の方の課題の解決・適切なサービスを案内しています。定期的に話を聞きに行ったり、事業所の見学をしたりと状況の確認もしています。本当の意味での信頼関係が相談していくことはとても時間がかかるので、自分の価値観で話を進めていかないことを常に意識しています。ひとりひとりの人生や関わった人の中でその方の価値観が形成されているので、考えを受け入れ、遠回りしてでも自分で気づいてもらえるようにしています。その結果、うまくいかなくても、ご自身で決めたことなので、それもその方の人生だと思い、日々寄り添っています。また、ご家族でもなく、支援員でもなく【第三者の立場】として話を聞くことを大事にしています。誰にも言えない本音を聞き出すことが、私の役目なのです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
相談員としての意味を理解してもらえた瞬間。 電話してアポをとることが多く、「なんで来るの?」「なんの話を聞くの?」と言われることもあります。そんな中、名刺を何回も渡したり、一緒に外出したりして、5ヶ月が経った頃、新しいサービスを使うことが決まりました。関わり続けてやっと心を開いてもらえた瞬間でした。今まで電話をかけるときになにか言われるかもしれないと不安がありましたが、「また電話してもいい?」と聞くと「いいよ」と快く答えてくれ、「もう一回名刺を頂戴」と言ってもらえるようになりました。やっと相談員としての意味を理解してもらえたと思うと、とても嬉しく、不安もなくなりました。生活支援員とはちがい、相談員は会う時間が短い中で、いかに理解できるかがとても重要なので、寄り添う気持ちを常に忘れず続けていきたいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
利用者さんを誰よりも語れる、そんな職員さんにあこがれて。 私は就職活動中、一般就職も考えていましたが、志望動機ややりたいことがまったく浮かびませんでした。そんな時、社会福祉実習での経験を思い出しました。障がいのある2,3歳の子どもたちと関わり、実習の24日間で成長していく姿や心を開いてくれる姿を見ることができ、とても嬉しかったということです。その後、中高年のデイサービスでボランティアをしました。このとき、「この仕事を続けてもいいかな」と漠然とですが、人生の道筋が見えました。そして、ゆたか福祉会の実習に参加をしました。すると、利用者さんのことを深く語れる職員さんがとても多く、いろんな人から刺激を受けながら勉強ができる環境だと感じました。自分を成長させられる環境がこの法人にはある、そのことが決め手となりました。 |
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これまでのキャリア |
ゆたか希望の家:生活支援員(5年間)→ゆたか相談支援事業所どうとく:相談支援専門員(現職:今年で4年目) |