株式会社東京クリアセンター

環境意識の高まりとともに、ニュース等で「フードロス」という言葉を目にする機会も増えました。また、飲食店やコンビニなどでアルバイトをした経験をお持ちの方なら、大量の食品が廃棄物として捨てられる光景を、一度は目にしたことがあると思います。そうした廃棄物の収集運搬、そしてリサイクルまでを手掛けるのが、当社の事業です。原料となる食品廃棄物を、不純物の除去と乾燥を行って、養鶏・養豚用の飼料に変え、卵や食肉が再び私たちの食卓に並ぶ循環型社会の実現に寄与しています。また、食品廃棄物に含まれる液体を処理の過程で分別・利用し、バイオガス発電を実施。廃棄食品が飼料と電力として生まれ変わります。

大卒総合職(ゼネラリストコース)は、入社後の3年間、複数の部署に配属されるジョブローテーションを経て、幅広い経験が積めるのが当社の大きな特徴です。飼料化センターには若手スタッフが多数在籍しており、日々、効率化に向けた改善提案が活発に行われています。社員育成プログラムも充実！安全衛生教育のほか、社会人としてのマナー、コミュニケーション術など幅広い分野の研修を受講。資源リサイクルのプロとして、多様な活躍の場があり、自分の適性に合った場で地域社会に貢献し続けられます。

グループ企業の「株式会社アルフォ」城南島飼料化センターは、10トンの食品廃棄物をわずか約120分間で製品化可能な、国内有数のスペックを誇る最先端の処理施設を備えます。飼料化センターは東京都大田区に位置することから、日本最大の消費地である首都圏の飲食店やホテルなどから排出された廃棄物を、地方の処理場まで運ぶ時間とコストをかけずに、効率的に処理できる利点があります。平成13年に食品リサイクル法が施行されて以来、食糧資源の再生利用が一層加速しています。今後も、世界的な環境意識の高まりとともに、当社の事業の社会的なニーズは益々増していくことでしょう。