(上記の写真は、いろいろな職種が混ざり合った社内教育の風景です。青が工場、グレーが事務と設計、ワイシャツが営業です。)
今回は、「就職活動のミス」について色々と思いあたることを述べたいと思います。
まず、採用試験は、皆さんにとって自分を売り込むプレゼンテーションです。
そして、このプレゼンは、複数のステージで構成されます。一般的には、エントリーシートで開幕し、履歴書・筆記試験・論文などの各ステージを経て、面接ステージで閉幕します。
そして、このプレゼンの、最重要ポイントの一つが「自己PR」です。
そのため、多くの方は、自己分析などで具体的なエピソードも含めた練りに練った自己PRを、すべてのステージで披露します。
・・・ここまでは 周知の事実です。
さて、ここで注意点です。
採用の各ステージで同じ自己PR(表現・エピソード)を使い回していませんか?
あなたが面接官だとして、事前に読んだエントリーシートと履歴書に同じエピソード が書いてあったらどう思うでしょうか?。そして、いよいよ面接の場で、その学生が同じ事を同じ表現で話しだしたら、どう感じるでしょう?実は、このようなケースはとても多いのです。
その一方で、採用試験の各ステージで違う観点や異なる具体例を用いて自己PRする人もいます。皆さんにとって、どちらが印象的でしょうか?
一般的には、同じ内容で繰りかえし自己PRされるより、さまざまな言い方や例で自己PRをしてくれたほうが、印象が深まりますよね。 芸人の勝ち抜きトーナメントでは、彼らは同じネタは使いません。それと同じことです。
「でも、いくつもの自己PRポイントやエピソードなんて大変、もう無理だよ」という人もいるでしょう。でも、素晴らしい美点・エピソードを皆が持っている訳ではありません。
そりゃ、部活で部長だったり、留学していたり、海外で危機一髪になったりした方が、話は広がるでしょう。しかし、そこまで突き詰めなくとも、面接官が聞きたいのは、その人の行動パターンと価値観が想像できるような、ちょっといい話で十分なのです。県大会で準優勝しなくとも、電車で 「お年寄りに席を譲ったり」、「落ちているゴミをひろったり」 するだけでもいいんです。堅い表情で同じ切り札を出されるより、リラックスした表情でいろいろな面を見せてくれた方が、効果的な場合が多いことは覚えておいて下さい。
つまり、今回のアドバイスは、少し肩の力を抜いて、自己PRに広がりを持たせたら良いのではないでしょうか?ということです。
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