■創立100年を超える老舗BtoBメーカー
■鉄鋼製品を素材から製品まで一貫生産
■国内商用車ホイールシェア90%
■鉱山向けダンプトラック用大型ホイール世界シェア90%
鉄鋼事業を中心とした「スチール事業部」、自動車用ホイール等を製造する「プレス事業部」「商用車・建機ホイール事業部」、建設機械の足回り部品を製造する「造機事業部」、新たな可能性に挑む「事業開発分野」の大きく4つの事業から成り立っています。
鉄スクラップから良質な鋼材を作る「技術力」と、軽量化や高耐久性などを実現する「製品開発力」。その2つを軸にした「One-piece Cycle」が私たちの事業の特徴です。日本は少資源国ですが、鉄鋼製品に溢れているため、鉄スクラップが数多く存在します。当社では、その鉄スクラップを電気炉で溶解し鋼材を製造。それを自動車のホイールや建設機械の足回り部品などに加工して、世の中に供給しています。製品が寿命を迎えた後は、再び電気炉で溶解し様々な製品に再生することで、環境に優しい循環社会実現の一翼を担っています。技術力と製品開発力に立脚した『素材から製品までの一貫生産体制』が、世界に誇る当社の強みなのです。
当社のルーツは1921年にまで遡ります。そこから時代の変化に合わせて成長を続け、1964年には多事業体である現在のトピー工業が誕生。創業以来、鉄を通して豊かな社会を実現してきた当社が次に目指すのは、クライアントのニーズに合わせて海外生産拠点を拡大していくことです。例えば、乗用車・商用車用スチールホイールでは、国内すべての自動車メーカーと取引きをしているため、部品の現地調達というニーズに応えていくことが不可欠。また、パワーショベルなどの足回り部品である履板の需要も世界的に広がっており、海外での本格的な事業拡大は急務と考えています。グローバルサプライヤーになること、それが当社の目指すビジョンです。
スチール事業部、プレス事業部、造機事業部、サイエンス事業部からなるトピー工業。中でも、世界市場で競争している自動車・建設機械部品だけでなく、日本経済の屋台骨を支える鉄鋼分野においても強みを持っています。当社は様々な産業に製品供給を行うことで、日本経済を陰から支えてきました。当社製品が選ばれるのは、品質はもちろん、業界でも最先端の生産設備を整え、コストダウンを実現してきたからです。そして、トラック・バス用ホイールとパワーショベルなどの足回り部品で国内トップシェア、鉱山向けダンプトラック用超大型ホイールでは世界トップシェアを占めています。日本だけでなく、世界の経済を支えるのが、トピー工業なのです。
トピー工業とは | 当社は、1921年(大正10年)の創業以来、永年にわたり「鉄をつくり、鉄をこなす」をキーワードとして、独創的な技術を育ててきました。時代に応じて「鉄」に力強い生命力を与え続け、現在では自動車用ホイール・建設機械足回り部品等複数の事業分野で世界トップレベルのシェアを有し、特色ある地位を確立しています。また、トピーグループは、当社スチール事業部、プレス事業部、造機事業部、サイエンス事業部を核とし、その事業特性に関連したグループ企業で形成された複合企業体です。トピーグループの事業分野は、鉄鋼、自動車・産業機械部品だけでなく、土木・建築、新素材、電力・ガス、スポーツ、サービスと多岐にわたっており、人々の生活の様々な局面においてなくてはならない存在として、広く社会に貢献しています。
≪トピーグループ コーポレートメッセージ 「One-piece Cycle」 流れるように美しい、技術と品質 ≫ “One-piece Cycle”・・・社会をより豊かに、より暮らしやすくしていくために私たちが取り組む姿勢を表現しました。私たちの最大の特色は、「素材から製品までの一貫生産」にあります。複数の事業部門それぞれが培ったノウハウを互いに共有することで、さらに独創性の高い技術を開発し、付加価値の高い製品を送り出してきました。私たちは、設計から生産まで、素材から製品まで、多事業体である当社はもちろんトピーグループ、さらには社会と一体となって新しい動きを生み出したい、そう考えています。 ◎研究開発活動 顧客・市場ニーズを先取りした画期的な商品を他社に先駆けて提供するため、当社は「顧客を起点とした新技術・新製品開発」を念頭に研究開発活動を行なっています。当社の技術センターでは、蓄積された技術をベースに新しい事業分野の拡大を図るとともに、最先端技術を駆使して新しいシステムの創造を追求しています。また、技術センターでは、永年に亘って培った鉄鋼材料をはじめとした分析調査技術を活かしてテクノリサーチ事業も展開しています。 ◎環境・社会貢献活動 当社では、「地球環境保全」「環境との調和」「地域社会との共生」を重要テーマとする環境経営の一環として、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を全拠点で取得し、継続的な取り組みにより環境負荷の低減に努めています。また、環境保全型の技術や製品の開発にも積極的に力を注いでいます。 ◎社風・風土 当社では、若い人にどんどんチャンスを与え、責任の大きな仕事を任せていきます。誰とでも気兼ねなく話し合えるオープンな雰囲気が、誰もがイキイキ働く事が出来る理由です。自分のやりたい事をプライドを持って実現できる社風。ひとりひとりを大切にする社風。そのようなひとつひとつが重なり合って、「何でもできる」風土を生み出しています。 |
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創業 | 1921年(大正10年) |
資本金 | 209億8,300万円 |
従業員数 | 5,706名(連結)
1,774名(単体) ※2023年3月31日現在 |
売上高 | 3344億9600万円(2022年度・連結)
2041億300万円(2022年度・単体) |
代表者 | 代表取締役社長 石井 博美 |
事業所 | ●本社:東京都品川区
●製造所:愛知県豊橋市・豊川市、神奈川県綾瀬市・茅ケ崎市 ●支店:愛知県名古屋市、大阪府大阪市 ●技術センター:愛知県豊橋市 |
上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場上場【証券取引コード:7231】 |
トピーグループ29社の中核会社 | 当社はトピー工業グループ29社の中核会社です。
様々なフィールドで事業を展開しています!! トピー実業【商社】、トピー海運【海運】、トピーファスナー工業【工業用ファスナーの製造】、トピーレック【スポーツクラブ運営等】、九州ホイール工業【ホイール製造】、トージツ【鉄スクラップ加工処理業】、エヌイー・トージツ【鉄鋼原料の集荷、加工並びに売買】、オートピア【自動車用品総合専門小売業】、明海リサイクルセンター【鉄鋼原料の加工処理業、産業廃棄物処理業】、三和部品【建設機械用部品の製造、販売】、明海発電【発電事業】、トピーアメリカ, INC.【ホイール製造】、トピーMWマニュファチャリングメキシコ【ホイール製造】、トピープレシジョン MFG., INC.【工業用ファスナーの製造】、トピーファスナー(タイランド)リミテッド【工業用ファスナーの製造】、トピーファスナー・ベトナム・カンパニー・リミテッド【工業用ファスナーおよびプレス製品の製造販売】、福建トピー汽車零件有限公司【ホイール製造】、トピー履帯(中国)有限公司【建設機械足回り部品の製造販売】、トピー パリンダ マニファクチャリング インドネシア【ホイール製造】、北越メタル【鉄鋼製品の製造、販売】、他 |
グループ事業内容 | ■鉄鋼事業
鉄鋼事業はトピー工業創業以来の根幹事業です。国内最大級の電気炉(容量:200t/ch)を保有し、鉄スクラップ(鉄くず)を純度の高い鋼材に再生しています。H形鋼などの一般形鋼をはじめ、リム(ホイール用)、履板(建設機械用)など種々の異形形鋼に至るまで幅広い製品を各種産業に送り出しています。 当社グループ は、鋼材加工部門および鉄スクラップ集荷・加工、輸送、商社機能を有しており、鉄鋼事業中心にグループの資源を結集することで、一層の競争力向上を図っています。 ■自動車・産業機械部品事業 自動車用スチールホイール、アルミホイール、建設機械用スチールホイール、自動車用補給パーツ(ボンネット、トランクなど)、油圧ショベルやブルドーザーなど建設機械の足回り部品(履板・履帯およびブレード用先端金具など)の製造・販売を行っています。自動車用・産業車両用、建設機械用ホイールおよび建設機械の足回り部品は自動車・建設機械メーカーなどのグローバル調達にも対応しており、トップメーカーとしてお客様から高い評価を得ています。 ■その他事業 火力発電設備による発電事業のほか、不動産賃貸、スポーツ施設運営事業、物流サービス事業などをグループで展開・注力しています。2008年7月には、これまでのコア事業である金属加工以外の新たな事業分野として、科学分野への挑戦も開始しました。これまでの金属加工という既存の分野を越え、化粧品などに使用される合成マイカ(雲母)、福島第一原子力発電所で活躍しているクローラーロボットを取り扱う事業開発分野を創設し人員や設備投資などをはじめとした経営資源の投下をより合理的かつ積極的に行っています。 |
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