愛知県名古屋市中川区に3つの工場を構え、主にスチールやステンレスなどのレーザー加工を手掛ける会社です。特に薄鋼鈑の加工を得意とし、三次元レーザー加工機による複雑な形状の加工にも対応。当社が加工した金属部品は自動車関連の塗装用治具のほか、食品や建築、家電などの分野の産業機械の竿体や構成部品などに使われています。当社では高精度な部品の供給を通じて、様々な業界のモノづくりを支えています。
レーザー加工を主軸に事業を展開する当社。特にスチールやステンレスの薄鋼鈑の加工を得意としています。当社が加工する金属部品は、産業機械の筐体と呼ばれる外側の箱や構成部品、自動車関連の塗装用冶具のほか、幅広い用途で用いられています。自動車関連をはじめ、食品や建築、家電など、様々な分野のメーカーと取引を行い、モノづくり業界を下支えしてきました。また、当社では時代によって変化するお客様のニーズに柔軟に対応していくため、技術開発や設備投資に力を入れています。長年にわたって培ってきた高い技術力により、加工精度の高いモノづくりを実現しています。
レーザー加工は熱エネルギーにより切断や穴開けなどを行う加工方法です。当社では様々なデザインや機能、強度を持つ部品の加工に対応しています。昨今ではレーザー加工機は、NC(数値制御)によって座標値をもとに動作を行う機械が主流。当社でもお客様からお預かりした図面やデータから、CAD・CAMシステムを使ってNCプログラムを作成して加工を行っています。二次元レーザー加工機は平板の加工用で、大判加工に対応する機械を備えているほか、数量が多い場合には夜間自動運転を行っています。また、三次元レーザー加工機ではパイプの加工などが可能で、CAD・CAMシステムとの連携により、複雑な形状の加工にも対応しています。
当社ではレーザー加工以外にも、プレス機械による曲げ加工や3Dプリンターを活用した加工技術を導入しています。曲げ加工に使うプレスブレーキという機械は3台あり、薄板や厚板、あるいは2メートル程度の長尺材の加工に対応。鋭角に曲げるV曲げやアール型のR曲げ、板材の縁を折り返すヘミング曲げといった多様な曲げ加工を行えるほか、金型を使った加工を行う体制もあります。また、3Dプリンターによる粉末焼結積層造形は、粉末状の素材にレーザーを当てて一層ずつ硬化させて、積層していく加工方法です。当社はこうした加工方法とレーザー加工を組み合わせることで、お客様の幅広いニーズに対応しています。
事業内容 | ■板金加工(鉄・ステンレス等のレーザー加工、曲加工)
■治具の製作 ■3Dプリンター加工 |
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設立 | 1989年6月 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 33名(2022年12月現在) |
売上高 | 3億4000万円(令和3年度実績) |
代表者 | 代表取締役社長 前田 好彦 |
事業所 | 本社工場/愛知県名古屋市中川区十一番町5丁目46番地-2
試作工場/愛知県名古屋市中川区大畑町1丁目117番地 第2工場/愛知県名古屋市中川区十一番町4丁目6番 |
関連会社 | 前田プレス工業株式会社
株式会社東金ソリューション |
主要取引先 | トヨタ紡織株式会社、愛知機械工業株式会社
(自動車関連110社・食品関連30社・建築関連10社・家電関連20社) |
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