これが私の仕事 |
神奈川新聞社のニュースサイト「カナロコ」の運営&ニュースの外部配信 自社の記者が取材、出稿してきた記事を「カナロコ」にアップする仕事です。さらに、アップした記事の一部を「Yahoo!ニュース」や「LINENEWS」などの外部ニュースサイト、ラジオ局、各種デジタルサイネージ(電子看板)などに配信しています。
紙媒体である新聞の場合、読まれているかどうかは発行部数で推し量りますが、ネットの場合は、アップした記事の中で、どのニュースがどれだけの人に見られているのかが、リアルタイムで分かります。それだけに、シビアでもありますが、手応えも感じられます。
アップする記事のジャンルは政治、経済、スポーツ、事件、事故、町ネタと多岐にわたっています。視野を広く持ち、いつ、どんな記事を出せば読者のニーズに応えられるかを考えながら、サイト運営に携わる毎日です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「見出し」などの工夫により、多くの人に記事が読まれる喜び 新聞紙面は広げれば色々な記事の「見出し」や「本文」が目に入ってきますが、ネットでは「見出し」をクリックしてもらわないと、記事を読んでもらえません。いかに押したくなるような「見出し」をひねり出せるかが難しくもあり、面白いところでもあります。
一例ですが、タクシーの運転手が女性の救助に尽力したとして、警察から感謝状が贈られるニュースがありました。新聞紙面では「人命救助に感謝状」との見出しで「地区版」の小さな町ネタとして掲載されたのですが、ネットでは「『約束の時間に来ない・・』客は急病、タクシー運転手が通報」という見出しに変えて外部配信もしたところ、多くの人に読まれました。
「見出し」や「タイミング」など、配信する上での工夫が奏功し、より多くの人にニュースを届けられることにやりがいを感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
色々な経験を積めることと、全国転勤がないこと 就職氷河期まっただ中の2002年に大学を卒業。新卒で入った大手小売業から神奈川新聞の記者に転職しました。前職が全国転勤の職種だったことから、自分が育った横浜で根を張って仕事をしたいと思ったのが志望の動機でした。
記者職での採用だったのでそれまでの仕事との間にギャップはありましたが、すぐに「こんな面白い仕事があるのか」と思いました。
現場に行き、話を聞き、写真を撮り、記事を書く。毎日が変化に富んでいるほか、記者でなければ行けなかったであろう場所に赴いて取材をするなど、貴重な経験も重ねることできました。書いた記事(成果)が紙面に掲載されるというのも、大きな励みとなります。
大手マスコミと違って人手が少ないというのはありますが、逆に様々なことを経験できるチャンスととらえることもできます。 |
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これまでのキャリア |
前職:小売業勤務(1年半)
→当社・記者職へ転職→県警担当→足柄支局→国会担当→大和支局→司法担当→県警サブキャップ→横浜市政担当・キャップ→県警キャップ
→デジタル編集担当(現職・2年目) |