ムラタ計測器サービス株式会社

環境問題は、化学物質の増加や問題のグローバル化など、個別の規制による対応が難しくなってきています。一方、DXによりデジタル技術が進展するのに合わせて、環境情報を可視化させるための技術も転換期を迎えています。当社では、創業時より環境調査に必要なハード、ソフトを開発する技術を大事にしています。PM2.5成分分析用サンプラー、アスベストサンプラー、環境データテレメータシステム、騒音データAI処理システムなどなど。これからの環境問題解決に必要なのは、環境関連の知識とデジタル技術の融合です。当社では、それぞれのスペシャリスト育成プログラムと交流機会創出により様々な技術を深く追求していくことが可能です。

公害問題の時代に創業した当社は常に最も重要な生活環境の課題に向き合ってきました。中国からの越境汚染で大きな話題となったPM2.5は2009年に環境基準が告示されましたが、当社は日本全国でモニタリングを行い、環境基準の検討に貢献をしました。現在、日本および海外で最も重要な話題は地球温暖化対策です。風力発電施設建設のための環境アセスメント、様々な温室効果ガスの排出状況の実態把握。これらの重要課題が当社の今後核となる市場です。新たな課題に日々知見を探求する分析技術者と自動測定機器の取り扱いを熟知した技術者、データ解析やコンサルティングのプロフェッショナル。これら技術者のつながりが優位性の源泉です。

私たち、環境コンサルタントに求められるものは、物理、化学を中心とした科学的知識をベースとした知識と経験です。また、それらを活用した企画力、提案力、コミュニケーション能力も求められます。ただし、これらのスキルは入社時に身についていなくても、当社の教育システムで学んでいただくことで、手に入れることができます。それよりも当社が望む人材は、「誠実であること」です。私たちが提供するのは人々が知りたいデータ。そこでは、本当に求めているものは何なのか、をしっかりと考える必要があり、誠実さが欠かせません。手間を惜しまず、人に社会に貢献することに喜びを感じるチームで、環境課題に向き合っていきます。