仕事内容 走る東京を技術で支える。車両の安全と進化を担う、地下鉄の「技術の番人」 東京メトロは、1日約684万人にご利用いただく、首都東京の交通インフラの根幹です。私たちの使命は「絶対安全」の追求。この大命題を担うのが、車両の高度なメンテナンスを担うエキスパート職です。 あなたの仕事は、ただ車両を点検することではありません。機械工学、電気・電子工学の知識を駆使し、都市の過酷な環境を走り続けた車両を、再び「安全」という最高品質に「創り直す」高度な技術専門職です。 ■車両職種(エキスパート職)のご紹介 【検車】車両の健康状態を、頻繁にチェック 車両の健康状態をチェックするドクターとして、日常的に点検・整備し、必要に応じて修理を行い、完全整備された車両を営業線に送り出すとことが使命です。 検査には10日を超えない範囲で行う「列車検査」、3か月を超えない期間ごとに行う「月検査」等があります。また、車両基地構内での車両の入換運転も行います。 【工場】細部に渡りチェックする車両の「人間ドック」 一定期間走行した車両を細部まで分解して念入りな検査を行い、必要な修繕を施します。 工場に入場してきた車両をクレーンで切り離して土台に載せ、それぞれ担当する機器・装置を取り外して検査を実施。車両の全体像を把握し、広く深い知識が求められる仕事です。 ■故障原因を「解析」し、未来の安全を「設計」する この職種のミッションは、運行中の車両から得られるデータや、検査で発見された微細な異常から、潜在的な故障リスクを未然に排除することです。 この仕事は、単なるマニュアル作業ではなく、なぜその摩耗が起きたか、なぜこの部品が劣化しているのかを、専門知識に基づいて解析(原因究明)し、その結果を次の整備計画や部品改良に設計(反映)することにあります。技術者としての知的好奇心と探求心が求められる、深みのある仕事です。 ■車両の安全性をゼロベースで再構築する 1. 計画と分解: 技術の深部へ 数年に一度の周期で実施される全般検査・重要部検査が中心です。車両を数百~数千の部品レベルまで分解し、車体、台車、駆動装置、ブレーキシステム、電気・電子機器の全てを点検します。特に地下鉄特有のトンネル環境下での負荷を考慮し、微細なひび割れや摩耗も見逃さない精密な検査を実施します。 2. 精密な診断と修繕: 専門性の発揮 分解した部品一つひとつに対し、超音波探傷検査や精密な計測、電気特性試験などを実施。基準値からのズレや劣化状況を論理的に診断します。問題があれば、溶接や旋盤加工、電子基板の交換など、高度な専門技術を用いて部品を修繕または交換し、新車時の性能に戻します。 3. 総合的な試験と最終確認: 安全性の証明 部品を組み戻した後、実際に走行可能な状態にし、各種機能試験やブレーキ試験などを厳格に実施。最終的な安全性と性能を確保した後、列車として運行路線に送り出します。 ■社内外との関わり: 運行を支えるプロフェッショナル連携 現場の技術者や協力会社と連携して作業を進めるほか、車両設計部門や運行部門と密接に情報交換を行います。検査結果や現場の知見をフィードバックすることで、次期車両の設計や運行計画の改善に貢献。技術の最前線から、東京メトロの進化を推進します。 ■技術を究める エキスパート職は、現場のスペシャリストとして技術力を高め続けるキャリアパスです。検査・修繕の実務を経験した後、技術指導員として後進の育成を担ったり、現場経験を活かして車両のメンテナンス計画や新技術導入の企画立案に携わることも可能です。日本の地下鉄技術を支える、替えの利かないプロフェッショナルを目指せます。
配属職種について
入社後は記載の職種で配属されます。