#01
医療機関や大学、
製薬企業などで使われる
研究医療支援機器の設計開発から
インキュベーターの設計開発から
IoTソリューションまで提供。
世界110ヵ国に再生医療や遺伝子治療を始め、SDGsで掲げられている問題の解決手段としても注目されるバイオテクノロジー分野の研究開発支援機器を展開し、国内外の大学・製薬企業・病院・政府機関等、私たちの生活を支える様々な現場で行われる研究活動をサポートしているのがバイオメディカ事業部の製品群です。
創薬・治療モダリティの研究開発支援に繋がる製品群の機構設計・電装設計・制御設計等ハードウェアに関わる設計開発の仕事に携わっていただきます。
※出典:Global Assessment of Life Science Equipment and Impact of Covid19 by Frost & Sullivan

入社の理由

「面接が楽しい」
こんな感覚を持った企業は初めてでした。

大学院では機械システムを専攻。研究室では「体内時計を司っている細胞」に関する計測機器、およびそれを用いて計測したデータを解析する研究を行っていました。就職活動では、研究で身につけた機械工学はもちろん、「生体工学」「医工学」など、より幅広い知見を身につけられる医療機器業界を希望。数多くある企業の中でもPHCを選んだのは「グローバル」「技術力の高さ」「会社の成長性」など、様々な魅力がありましたが、一番は「人」。いくつか他の企業の面接も受けましたが、「楽しい」と思えた面接はPHCだけでした。一方的に質問されることはなく、試されるような質問をされることもない。「私が何を希望しているか」「どうやったら叶うのか」「懸念は何か」など、私自身に正面からとことん向き合ってくれたことが何より嬉しかったですね。

現在の仕事

世界一、人の成長に真剣。
挑戦の機会を成長の機会に繋げます。

現在は超低温フリーザーの新製品開発を担当。試作、データ分析、開発、出張(国内・海外)など、様々な業務に挑戦しています。「年齢、社歴に関係なく挑戦できる環境」が当社の特徴。何か新しいことに取り組む際も、周りの先輩たちからは「まず自分でやってみよう」と言っていただけます。先輩たちも、答えをはじめから教えた方が楽なのです。しかし、失敗も含め、「自分自身で考え、行動する」ことが何より大切と考え、挑戦の機会を提供してくれます。それに加え、専門的な知識を学ぶ「勉強会」も実施してくれます。私の場合は1年間で15回、設計に必要となる技術や知見を、所属係の先輩たちに伝授していただきました。人の成長の大切さが会社全体に浸透しており、この環境であれば成長し続けられると確信しています。

印象的な経験

入社半年で台湾に出張。
グローバルに活躍したい気持ちが
より強くなりました。

「福井さん、海外いってみる?」当社では海外への出張は当たり前のようにありますが、入社半年の私にそんな機会が巡ってくるとは思いませんでした。初めて取引をする台湾のサプライヤーの工場の視察。全てが新鮮で、全てが刺激的でした。当然、日本の製造方法や施設の違いもありましたが、意外だったのが「技術は世界共通」という感覚。技術者の共通言語は図面で、それを見ながら議論すれば話が通じることがわかりました。実際に海外に行ってみて、「もっと主体性を持って活躍したい」という気持ちが強くなりましたし、世界で活躍するために足りないものや磨かないといけないことも見えてきました。グローバルに活躍できる技術者を目指し、挑戦していきます。

入社の理由

「医療×基礎研究」で社会に貢献。
社員一人ひとりの「技術愛」の深さにも感動。

大学院の研究テーマは「植物のライフサイクル、再生学」。「人と植物の寿命はなぜ違うのだろう」など、原理原則を追求することが好きで、研究に没頭していました。「社会に貢献できる仕事」という軸を置き、就職活動を実施。多くの人に貢献できる「医療」、そして、「基礎研究」という最上流の工程を支援する機器という、2つの条件に合致したのが医療機器を扱うPHCでした。インターンシップにも参加しましたが、対応してくれた社員の情熱にも感動しました。学生の拙い質問にも、すごく丁寧に回答してくれ、1聞くと10返ってくる。製品を熟知し、そして何より誇りを持ってつくっている姿勢が感じられました。

現在の仕事

入社3年目からリーダーに挑戦。
「技術力」に加え
「ヒューマンスキル」も鍛えられました。

現在、培養機器のソフトウェア開発のリーダーとして、新製品の要素開発や検討用のアプリケーション開発などを担当。入社してから様々な制御ソフト開発を通し技術力を磨いてきましたが、リーダーにはそれに加え「ヒューマンスキル」も求められます。もちろん、リーダーになった際には先輩もきめ細かくサポートしてくれました。「まずはやってみよう。何かあれば責任は私がとる。」この先輩の言葉が、戸惑っていた私の背中を押してくれたのです。プロジェクトに関わる数多くのメンバーと議論を重ねますが、適切な議題の提示や結論の導き方、合意形成の方法など、チームを牽引する力や決断する力が磨かれます。技術者としての視野を広げ、視座を高くしながら挑戦できています。

印象的な経験

私の強みは「カスタマー目線」。
生物系出身としての視点を活かし
最高の機能を生み出します。

私が大学院で学んでいたのは「生物系」。実は研究室にもPHCの機器があったんです。使用してきた体験を踏まえて、ユーザビリティや機能を考え、実際にUI設計や機器の制御ソフトウェアを開発し、実際に動かしてみて、さらに機器のブラッシュアップを図っていきます。このサイクルをチームメンバーや他の部署のメンバーと繰り返すことで、自分自身が成長出来ることはもちろん、機器を使用するお客様、そして、その先にいる患者さんに貢献できます。新製品開発は答えがなく、何度もトライアンドエラーを繰り返します。大変なこともあります。しかし、一人ではありません。心強い仲間や先輩との強いチームで、最高の状態を目指しています。

バイオメディカ事業部で働く魅力

「日本を起点とした確かな品質」を追求。
一貫体制があるからこそ、
製品の進化が可能になります。

バイオメディカ事業部が目指す姿は「技術立社」。私たちのミッションは、世界中のお客様の困りごとをお客様視点で理解し、それを解決できる技術を開発することです。そして、ライフサイエンスの分野において、自社の専門分野でリーダシップを発揮し、品質・性能・価格において他社と差別化された製品を開発することで、社会に貢献し続けたいと思います。我々の最大のコアコンピタンスであるモノづくりは、「日本を起点とした確かな品質」が最大の強みです。開発・製造・販売・サービスを一貫して行える体制をグローバルで構築。そのすべての機能がシームレスで繋がることで、常に製品のフィードバックと改善が行われ、製品は進化し続けます。それに加え、常にアメリカを中心とした世界の最新情報や組織の動きもタイムリーに共有されるなど、チームワーク抜群の組織です。

バイオメディカ事業部で働く魅力

「大手の安定性、土台」と
「ベンチャーの自由度、スピード感」。
少数精鋭だからこその魅力です。

バイオメディカ事業部は、少数精鋭で、世界トップレベルで活躍できる技術者を育成したいと考えています。そのためには、若いうちから世界の最先端を体感してもらうことが重要であり、そのような成長機会を提供します。例えば、福井さんも入社1年目で海外に行っていますが、珍しいことではありません。海外のパートナー企業の社長などの経営者にも向き合いプレゼンします。また、天満さんのように若いうちから責任あるポジションで活躍することも普通です。すべての工程を自社で担当している分、どんな挑戦も可能ですし、技術者の希望に寄り添える強みがあります。挑戦の内容も、挑戦の仕方も、自分次第。チャレンジ精神あふれる方には最高の舞台です。

バイオメディカ事業部の活躍人材

求められるのは
「シーズ」と「ニーズ」のマッチング。
知的探究心を持ち、原理原則を追求。

技術者に求められるのは、常にアンテナを張り、世の中にある技術を把握していく姿勢です。そして、お客様で起こっている問題を把握した上で、適切な製品を創出していくことが求められます。これができるのは価値を生み出せる技術者だけ。それもあって、課題の本質を理解するために海外のお客様にも会いにいきますし、海外の生産拠点の視察も行います。現地現物を大切にしているからこそ、正しく「シーズ」と「ニーズ」を見極められます。「なぜだろう」「何が最適であるか」「本当だろうか」常に知的探究心を持ちながら、原理原則を追求する姿勢が欠かせません。物事の本質を捉えながら、まだ世の中にない新しい価値を生み出していきたい方を歓迎します。

#02
糖尿病を始めとした
様々な疾患の早期発見と
効果的な治療を支援。
高精度な血糖値測定システムを実現した開発力とモノづくり技術を活かして「診断機器」を開発・製造してきた歴史に加え、日本初の臨床検査薬発売や業界初のLatex技術による「診断試薬」開発により国内外で評価されてきた実績ももつ診断薬事業部。
他社に負けない高精度の製品開発を目指す診断薬事業部の血糖値測定システムは、世界110か国以上の患者さんにご使用いただいています。
※1:OEMサプライヤーとして(出典:自社推計)
※2:グローバル調査/IQVIA/Boston Biomedical Consultants “BGM Market Value Data”

入社の理由

「私もこうなりたい」
明確なビジョンを持った
カッコイイ技術者が沢山いました。

徳島の大学に通い、半導体関連の光触媒の研究を行っていました。地元の愛媛でインターンシップを開催している企業を探していた時に、偶然出会ったのがPHCでした。もともと「人々の当たり前を守れる仕事」に携わりたい気持ちがあり、医療機器であれば「社会への貢献」や「人への貢献」に繋がると感じました。そして、偶然ですが私が入社した年には「品質保証」という仕事の募集があり、「自分にピッタリかも!」と思ったんです。そして、インターンシップに参加して感じたのが、魅力的な「人」が多いこと。一人ひとりが自分自身のビジョンを持ち、イキイキと活躍していることが伝わってきて、「この人たちと一緒に働きたい」と強く思いました。

現在の仕事

多くの人に影響を与える
緊張感の大きな仕事。
その分、やりがいも大きいです。

現在は成長ホルモン治療をされている患者さんが使用する電動式医薬品注入器(インジェクター)と、その注射履歴を記録するスマートフォンアプリに不具合などがないかをチェックする品質保証業務を担当しています。不具合があると、数多くの方に影響を与えるため、緊張感も大きな仕事。「不具合がない」ことが理想ですが、試作の段階から小さな不具合すら全く無い製品というのはほとんどありません。患者さんのお手元に製品が届く前にその不具合を見つけることが私の使命です。責任の大きな仕事だからこそ、足りないと感じた知識があれば積極的に自ら収集しますし、周りの先輩たちへの質問も行います。若手であってもこのような重要な仕事を任せるのが当社の特徴。その期待に応えられるよう、常に成長していきたいです。

印象的な経験

入社1年目で経験した設計検証主担当。
主体性の重要さを知りました。

入社1年目の冬から携わっている、服薬管理アプリの設計検証では、設計検証計画の立案から実施、報告書の作成までの一連の流れを、自分がメインとなり初めて進めていきました。まず設計検証を実施するためには、自分自身が製品のことを十分に理解してから、試験の内容を設計します。しかし、当時は製品に関しても、アプリ開発に関しても全くの初心者で、まさに「1からのスタート」。限られた時間の中で、同じ部署の先輩方やソフト担当者の方々の力を借りながら少しずつ製品への理解を深め、設計検証をやり遂げました。越えるべき課題は数多くありましたが、主体性を発揮し、挑戦した経験は大きな糧になっています。

入社の理由

確かな技術力を持ったPHC。
少数精鋭だからこそ
成長の機会も多いと感じました。

大学院時代は機械系の中でも、流体力学領域における「声帯に関する研究」を行っていました。医療機器業界は将来性もあり、研究や知識も活かせる部分があると感じ興味を持っていました。 PHCを選んだ理由は、グローバル規模で製品を展開しているからです。確かな技術力を持っていることは明確でしたし、入社後に自分自身も世界に大きな影響を与える設計に挑戦できると考えました。また、少数精鋭の組織だからこその魅力も感じていました。縦割りの組織で、一部の業務だけを黙々とこなすのではなく、大きな裁量権を持ち、広い範囲に携わっていける体制がPHCにはあります。成長の機会が多くあることに魅力を感じました。

現在の仕事

患者さんの希望はもちろん、世界基準や
海外メーカーの嗜好も考慮し
ベストな答えを導き出します。

患者さんの微量の血液を用いて、さまざまな検査項目を短時間で分析する「小型血液分析装置」の機構設計を担当。大切なことは装置を使用する患者さんの声。開発を進める前に、実際にお会いしてインタビューを行い、「何が求められているか」「現状の装置の不満は何か」を調査します。また、PHCの製品は世界中で使用されます。つまり、世界中のニーズや嗜好、トレンドも考慮する必要があるのです。例えば、外観のデザイン。装置の機能や性能の高さは当然ですが、ユーザビリティーや意匠にもこだわりあるデザインを採用する必要があります。一人ではできません。多種多様なニーズを満たすために、各分野のエキスパートがチームとなり、ベストな装置を作り上げます。

印象的な経験

安心して挑戦を楽しめます。
若手に任せて、育てる風土が根付いています。

当社では責任ある仕事に、本当に早いうちから挑戦できます。私自身も入社2年目で新しい電動式医薬品注入器の設計に一から挑戦しました。初めての設計ということもあり、課題も山積みでしたが、先輩方にフォローいただき、無事完成した際は大変感動しました。「若手に任せて、育てる風土」が根付いており、現在、新製品の開発ラッシュを迎えているのですが1年目、2年目の若手メンバーが設計を任せられ、プロジェクトを牽引しています。もちろん、常にベテランの技術者が周りで見守っていますし、専門知識を身につけるための医療系学会への参加の機会など、成長を支援する確かな体制や仕組みも充実しています。安心して挑戦できる環境がPHCにはあります。

診断薬事業部について

世界から求められる製品は
確かな技術力を土台とした
一貫体制から生み出されます。

診断薬事業部は、1991年に第1世代血糖値測定システム(メーター/センサー)を販売開始して以降、POCT(小型血液分析装置や呼気一酸化窒素測定装置)、電動式医薬品注入器(インジェクター)など医療機器、体外診断装置の開発や製造を行ってきました。私たちの強みは、「確かな技術力を土台とした、開発、製造、品質管理までの一貫体制」です。生化学や免疫分野を中心としたセンサー開発技術、機器開発に必要な機構、電気、ソフトウェア開発技術、その開発した製品を安定的に量産する、製造設備技術、品質管理といった細かな点まで追求できる体制を構築しています。この体制があるからこそ、「何故、この設計になっているのか」という理解の深さが違ってきます。だからこそ、製品づくりのしやすさにも影響がでてきますし、安定した製品づくりや品質に繋がっています。

診断薬事業部で働く魅力

「私はこう思う」「私はこうすべき」
新規製品の開発にこそ、
若手の意見やアイデアが必要です。

現状の血糖関連事業の利益の最大化を行いながら、POCTを中心とした新しい医療的価値を多くの患者さんや医療従事者にお届けしています。それもあり、新規製品の開発プロジェクトが多数進行中です。新しい技術や価値を生み出す時には、いろいろな視点やアイデアが必要になってきます。若手メンバーにも挑戦の機会をつくり、数多くの取り組みを行っていますが、「20代の若手の技術者だけのプロジェクト」も、その一つです。実際に予算を確保し、新しい仕様の創出に挑戦。「自分たちでゼロから考え、議論し、決断する」という、貴重な経験を積ませることができました。周りにベテランの技術者がいたとしても、臆することなく自分の意見やアイデアを発信する姿勢が、既存のルールや成功体験を覆す新規製品の開発に活かされています。

診断薬事業部の活躍人材

「あきらめない心」で
「サプライズのあるものづくり」を。
最上流、グローバルなど成長の機会は無限。

妥協やあきらめがあると、新しいものを生み出せません。大切になってくるのは「技術者としての強いこだわり」です。そして、患者さんやお客様にとって驚きがある製品を生み出していく姿勢。これこそがイノベーションに繋がっていきます。このような働き方を実現するために、様々な成長の機会がPHCにはあります。私たちの技術者が関与できる工程は幅広く、量産設計からではなく、新規事業をする際の検討チームにも若手の技術者が参画。最上流から携わっていくことが可能です。そして、当社では普通のことなのですが、グローバルで事業を展開している分、海外で経験を積む機会も豊富にあります。様々な挑戦を通し、成長を実現したい方を歓迎します。