私たちは、景観製品や通信電力金物の設計・製作を手がけている会社です。たとえば、空港にある大型世界時計の外装の製作・設置を担ったり、駅に吊り下げられている時計やカメラの取付金具を作ったりと、さまざまなものづくりを行なっています。また、電力会社や製鉄会社のプラント内における電気・配管工事なども手がけている当社。創業100年にわたり培った技術力と信頼を強みに、今後も安定的に事業を展開していきます。
創業100年を迎えた当社。主にインフラまわりの金物を設計・製作し、人々の暮らしを陰ながら支えています。毎日数万人もの人が利用する駅構内や、都市機能の円滑な運用のために作られた共同溝などが当社のメインフィールドです。たとえば、駅構内に吊り下げられている時計やカメラ。これらを吊っている取付金具が当社の製品で、納入実績は500駅を超えています。また、駅前にある時計柱・電力設備機器の設置架台・地域のゴミステーション・風速計が設置されている点検台など、お客様の要望に合わせてさまざなものづくりを行なえることが強みです。オーダーメイド品ならではの価値を生み出す姿勢が、多数の大手企業から支持されています。
当社の主な取引先は、国内大手の鉄道会社や電力会社です。インフラに関わる案件が多く、責任ある仕事も手がけられます。また、夜中の駅構内や新幹線の線路、電気・水道・ガスが通る共同溝など、普段は入ることができない場所で仕事ができるのも面白さの一つです。自分たちの仕事が都市機能を円滑に進める重要な役割を担い、たくさんの人々の安定した生活を支えているというやりがいを感じることができます。そんな当社では、社員一人ひとりのクリエイティビティを尊重することも大切にしています。少し個性的な図面も、安全面や構造面に問題がなければ、型にはめるようなことはしません。柔軟な発想を活かしてチャレンジしてほしいと思います。
社員の育成に力を入れている当社。早期に独り立ちができるようサポートしています。業界のことが何一つわからないという状態でも心配いりません。先輩たちが新入社員に手取り足取り教える風土が根づいています。実際に、設計に関する専門的な知識がなかった先輩も、入社から3年ほどで案件をメインで担えるまでに成長しました。また、当社では働きやすさも大切にしていて、職場環境の整備や給与体系の標準化なども推進しているところ。自分で仕事を調整すれば、長期休暇を取得することもできます。そのほか、仲間同士のコミュニケーションを重視していて、困ったことがあればみんなで解決策を出し合うなど、温かい社風も当社の自慢です。
事業内容 | ■景観製品の設計・製作
特注品・時計柱・投光器架台・収納箱など ■通信電力金物の設計・製作 機器架台・トラフ橋・アンテナ柱・取付金具・ケーブルダクト・点検台など ■プラント内における設備工事 電気工事・金属工事・機械器具設置工事・管工事など |
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設立 | 1977年10月(創業:1923年5月) |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 38名(2023年5月時点) |
売上高 | 5億4400万円(2022年10月期) |
代表者 | 代表取締役 河原 正幸 |
事業所 | 本社/東京都墨田区亀沢4-15-3
船橋支店・工場/千葉県船橋市潮見町35-7 名古屋営業所/愛知県名古屋市中村区井深町1-1 |
企業理念 | 自己の向上と環境との調和を図り、豊かな生活文化の創造に貢献する。
社員および、その家族の生活の安定と向上を計る。 |
環境への取り組み | 当社は、地球環境を守り、汚染を予防することを考慮した事業活動を行ない、環境パフォーマンスを向上させます。以下を重点項目として、環境目標の達成を目指します。
1.省エネルギーによる二酸化炭素排出抑制と省資源の推進 2.製品の環境負荷低減 3.廃棄物の削減とリサイクルの推進 |
沿革 | 1923年 5月 「河原酸素工業所」創業
1960年 4月 有限会社河原工業所創立(資本金300,000円) 1977年10月 河原工業株式会社設立(資本金5,000,000円) 1978年 8月 建設業許可取得 1980年 4月 本社ビル(東京都墨田区)竣工 1984年11月 船橋工場(千葉県船橋市潮見町)建設 1998年 9月 名古屋営業所開設 2011年 2月 資本金5,000万円に増資 2011年11月 河原俊一が会長に就任。河原正幸が社長に就任 2015年 5月 「すみだ北斎美術館」の共同創設者となる |
企業ホームページ | http://www.kawahara-kogyo.co.jp |