業種 |
ホテル
旅行/その他サービス
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本社 |
長野
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ホテルの運営を通じて、地域の活性化も目指しています。宿泊客が増えると、周辺の飲食店・レジャー施設などを多くの人が利用します。利用者が増えることで、さまざまな場所で働き手が必要となるなど、当ホテルを通じて幸せの輪を広げたいと考えています。
また一方で、『家族のような民宿』を理念に掲げてきました。ホテルは泊まる場所ではなく、もう一度訪れたい場所と思っていただけるよう、接客のあり方を見直しています。
お客様にとって旅行は観光地を訪れるだけではありません。ホテルで過ごす時間も思い出のひとつ。だからこそ私たちは"家族のような民宿"を目指し、接客方法を見直してきました。家族のために何かしてあげたい――その気持ちが接客スキルをより良くしますし、自発的に行動する原動力となります。例えば、登山好きなスタッフがお客様と山を登るイベントを行ったことも。経営陣が指揮するのではなく、皆でホテルを作り上げることを大事にしています。こうした目標を掲げてから、スタッフは以前に増してイキイキと活躍していると感じますし、リピートいただけるお客様も約50%増。喜ばれる仕事がしたい、そんな人にこそ当ホテルはぴったりです。
昨今の世情もあり、接客業は変化を余儀なくされてきました。とは言え良いこともあり、スタッフと話し合う機会が増え、給与や福利厚生など様々なことを見直せました。16年以上続けている繁忙期の給与アップや賞与の支給…etc まだやりきれていないと感じていますので、これからもスタッフが働きやすい環境作りを続けていきたいです。接客業やホテル運営に正解はありません。だからこそ「こうしなさい」と経営陣が言うことはありません。スタッフ一人ひとりが意見を言え、自発的に行動できる職場にしていきたいと考えています。
観光業と密な関係性を持つホテル事業だからこそ、地域の活性化に向けてできることは沢山あると考えています。自分たちが働き口になることはもちろん、周辺の飲食店・販売店・レジャー施設に人の流れを生みます。また当ホテルも使用していますが、地産地消に向けた食材の調達は農家のみなさんにとって安定した取引先になります。私たち自身が地域の皆様に支えていただいていますので、その恩返しがしたいのです。まだ先の話になりますが、行政を交えた企画も進行中。地域全体を巻き込んで、白馬村のファンを増やしていきたく考えています。
事業内容 | 白馬ハイランドホテルの運営 |
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設立 | 2007年6月 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 40名 |
売上高 | 5億1000万円(2022年度) |
代表者 | 代表取締役 掛谷 嘉則 |
事業所 | 長野県北安曇郡白馬村北城21582 |
SDGsへの取り組み | 1.地元食材へのこだわり
地産地消という形で地元の農家の方を応援したい。流通経路の短い地元産であることは、おいしい野菜を新鮮なままお客様にお出しできます。 2.ビニール袋の有料化 売上は白馬村内で環境保護活動に取り組まれている団体等に寄付させていただきます。 3.国産間伐材の割り箸を利用 割り箸を使うことで、箸を洗う排水・熱源を減らすこと、使い終わった割り箸を暖炉やBBQの火付け材に使うことで日本の森と環境を守ることにつなげます。 4.保温シートの使用 温泉資源を守るため、保温にかかる燃料使用を抑え二酸化炭素の排出量を削減するため、営業時間外は保温シートを貼らせていただいております。 |