プロダクションの要、PM(プロダクション・マネージャー)のお仕事はどんなものでしょうか?初めは先輩PMの下でPA(プロダクション・アシスタント)として経験を積み、
その後PMとしていろんな規模やジャンルの案件の経験を積み、
移行期間としてAP(アシスタントプロデューサー)を経て
Pr(プロデューサー)に成長します。
PMのお仕事は、制作現場の制作進行係・制作主任です。具体的には
■プロデューサーの補助
■スケジュール管理
■予算管理
■クオリティの管理
■スタッフ・キャストの安全管理
■リサーチや資料集め ・資料作成
■簡単な映像資料編集
■ロケハン・ロケ交渉
■ロケハン時のロケ地の撮影
■編集作業の立ち会い などなど…
地味な裏方の作業が多くを占めます。
ただ、自身で手や体を動かして何かを作るのが好きな方にはとてもやりがいのあるものです。
PMはやろうと思えばいろいろな事が出来ます。
プランナーのように企画を出したり・ロケコーディネーターのように
ロケ地を見つけて提案したり
キャスティングのようにモデル事務所とやりとりをし、
まだ無名の良いキャストを発掘したり、
スタイリストのように衣装を探し・提案したり、
美術さんのように小道具を探し・提案したり
自ら出演したり、手タレをしたり、ナレーションを読む事もあります。
仮編集やちょっとしたメイキング、VPなどでは
ディレクター抜きでエディターと編集を進めることも。
知識やスキルがあれば、簡単な撮影も出来ますね。
自分の好きなのディレクターやカメラマンなど
スタッフを提案し、一緒にお仕事する事も。
本人の意思と努力次第で、どんどん内容に首を突っ込んで
クリエーティブを突き詰めることが出来ます。
自ら作っていくことと、それが形になること
反響を得たり賞をとる事が、他に変えられないこの仕事の喜びです。
Pr,PMは全体のことを知っていないと出来ないオールラウンドプレーヤーですし
立派なクリエーターであり、モノづくりのプロです。