ながさき西海農業協同組合

「信頼」「貢献」「挑戦」を基本理念としている当組合は、2002年にJAさせぼ、JA北松、JA松浦、JAいきつきの4つのJAが合併して設立されました。管内地域は、ほとんどが西海国立公園に指定されている自然に囲まれたエリア。歴史的な観光資源も豊富な地区ですが、温暖な気候と地形により農業も盛んな地域です。組合員である農業経営者や地域の利用者に信頼されるJAを目指すことで、健全なJA経営を目指しています。そして、農業や地域の活性化、農家の所得向上に貢献できる組織でありたい。そのためには常に改善、改革を実行し、支援体制の強化を目指すとともに、多方面から農家を支えられるよう新たな事業にも積極的にチャレンジしています。

私たちの役割は、農業経営者が安心して暮らせる環境を作ること。そのために、農業に必要な肥料や農薬の提供、農業機械の販売、整備、点検、修理を行う購買事業や、農業経営および生活に必要な資金の貸付を行う信用事業、ケガや病気、事故などに備える共済事業を中心に展開。現在では多様化するニーズに応えるため、専門知識を持ったライフアドバイザーが的確な助言を行っています。そのほか農産物や畜産物を農家の代わりに出荷、販売する販売事業や、より所得を向上させるための営農指導、ライスセンターや直売所運営も実施。支店や営農経済センターなどの施設において多岐にわたる事業を展開し、農家や組合員の生活をサポートしています。

新採用職員の１年目には、農業への理解を深めるために実際に農家で農作業を体験する「農家体験実習」や、社会人としての心構えから業務のノウハウまでマンツーマンで指導する「トレーナー制度」等の実施があります。様々な取り組みのなかで、同期と共に成長することを目指しています。周りの職員も、新採用職員が入社後にとまどうことがないような環境作りに取り組んでいます。そのほか、スキルアップのための「資格取得制度」「階層別研修」があります。内定後、入社後には、先輩職員との交流の機会も多くあります。