
こんにちは。ハッピーハウス株式会社の新名です。
日々多くの応募者の方とお話しする中で、「自分に合う会社がわからない」「働きたい企業の見つけ方が難しい」という声をよく耳にします。
たしかに、求人情報は溢れているのに「ここだ!」と思える会社に出会うのって、意外と難しいもの。
でも、働きたいと思える企業と出会うには、ちょっとした視点の持ち方がカギになるんです。
今日は、人事目線で「本当に自分に合った会社」を見つけるためのヒントをお伝えします。
1. 「条件」ではなく「価値観」から探してみる
給与や福利厚生、勤務地といった条件ももちろん大事ですが、それだけで選んでしまうと、いざ働いてみて「なんか違う…」となることも。
大切なのは、自分がどんな環境や価値観の中で働きたいかを知ることです。
チームで協力するのが好き?
スピード感を持って働きたい?
一人ひとりの裁量が大きい環境が合う?
こうした「働き方の価値観」をまず自分自身で整理することが、ミスマッチを防ぐ第一歩です。
2. 企業の「中の人」の声をチェックする
企業のWebサイトや採用ページだけでなく、社員インタビューやブログ、SNSの発信などを見てみてください。
実際に働いている人の声や雰囲気から、その会社のリアルな文化が垣間見えるはずです。
「この人と一緒に働きたい」「この雰囲気、居心地良さそう」と感じたら、それは自分にフィットしているサインかもしれません。
3. 説明会や面接は“相性を確かめる場”
就職活動や転職活動の場面では、「選ばれるかどうか」が気になって緊張する方も多いと思いますが、実は企業側も「この方にフィットするかどうか」を真剣に見ています。
ですので、説明会や面接では遠慮せず、自分が知りたいこと・大切にしていることをどんどん聞いてください。
「選ばれるため」ではなく、「自分が選ぶため」に動いてほしいと、人事として本気で思っています。
4. 自分の「これだけは譲れない」を明確に
どんなに条件が良くても、「この部分だけは無理かも…」と思う要素がある会社は、長く続けるのが難しいこともあります。
逆に、「ここだけは譲れない!」という軸がハッキリしていれば、迷ったときの判断材料になります。
最後に
働きたい企業を見つけるには、「企業を知る」こと以上に「自分を知る」ことが大切です。
たくさんの情報に惑わされるよりも、自分の価値観と向き合いながら、自分にとっての“居場所”を見つけてほしいと思います。
企業は“人を選ぶ場所”ではなく、“お互いを理解し合う場”です。焦らず、楽しみながら、働きたいと思える場所を探してみてくださいね。