これが私の仕事 |
製品に生じた問題を解決するには? 私は今NS木質科学研究所で品質管理に従事しています。出来上がった合板が品質基準を満たしているかどうかを検査することはもちろん、生産工程で生じた不具合や、お客様からの問い合わせに答えることも重要な仕事となります。
その原因を探るために重要となるポイントは、実際に製造されている現場を自分の目で見て、「なぜこんなことが起こっているのか?」をとことん深く考える探求心が重要だと思います。なにか問題が発生した際にはすぐに製造現場へと足を運び、生産する側の方たちと一緒に問題解決に当たっています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
結果に結びついた、研究開発 研究所での業務内容の一つとして、研究活動があります。研究テーマは、コストダウンや既存製品への付加価値提供、製造における省人化等です。いわば学生時代に経験した卒業研究の延長みたいなものです。結果に直結するものもあればそうでないものももちろんあります。成功例を挙げると、合板製造時に品質を確保するために塗布する薬剤があるのですが、こちらの代替となる薬剤を開発し、結果として、既存品に比較して3割程度安価に抑えることができました。
結局、2年がかりの長期にわたる研究開発となりましたが、やはり結果に結びついた時の大きな達成感は計り知れず、今でも鮮明に覚えています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
とにかく第一は地元就職!…地元企業なのに従業員数800人超え?! 就職活動をする中で私が一番に念頭に置いていたことは、地元企業に就職するということです。
高専生の大半は、東京・大阪の県外へ就職しますが、その風潮を無視して、私は地元就職を選びました。企業研究をする中でこの会社が目にとまり、地元企業なのに多くの従業員数を抱えていたこと、山陰のみならず、他県でも事業を展開していたこと等に魅力を感じました。高専時代は建築を専攻しておりましたが、設計職や施工管理職には興味が沸かず、それでもせっかく学んだ建築の知識を少しでも活かせることができればと思い、住宅施工の材料となる合板を扱うこの会社を就職先に選びました。
取引先企業のなかに、某住宅メーカーの名前が挙がっていたことも引き付けられたポイントの一つです。 |
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これまでのキャリア |
2018年入社 (株)日新 NS木質科学研究所・研究開発部門 |