業種 |
建材・エクステリア
農林/住宅/電力・電気/倉庫
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本社 |
島根、鳥取
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【住宅資材に欠かせない「合板」の製造では、国内シェア約30%】
日新グループは、植林から原木伐採・調達、合板・製材品の開発および製造・販売などを手がける企業グループです。特に、木造住宅の建築に欠かせない「合板」の製造では豊かな実績を誇り、国内市場シェア約30%を持ち、国立競技場や有明体操競技場などでも使用されています。
あらゆる建築に欠かせない「合板」の製造・販売を手がける“日新・島根合板”を中軸に、森林資源の管理や原料となる木材の輸入など、広く関連事業を手がけるグループ10社を統合する“日新ホールディングス”。その事業活動の根底にあるのは、木を愛する世界中の人々と手を取り、木の文化を継承していく「和の精神」です。特にグローバルな視点での原料・製材品の調達には早い段階から取り組み、天然資源の恵みである国内外各地の良質な木材を高度な技術で製品化。高品質の製品は市場からも高い評価を獲得しています。「世界一の技術を持つ日本一の工場」に向けて、その取り組みは一層加速していきます。
「合板」とは複数枚の単板の繊維方向を直交させて、重ね合わせた木質ボードのことです。薄い板厚で強度のある広い面を活かせる点が大きな特長です。また、優れた耐震性、安定供給が可能なことも特長です。木造住宅の建築において、壁・屋根・床などに使用する構造用合板は欠かせない存在です。日新グループではさまざまな建築・建材ニーズにお応えし、サイズ・厚さ・強度・構造などさまざまな製品展開を行っています。施工スピードを大幅にアップする「長尺合板」など建築現場のニーズを反映した製品も多彩です。
当社を担う人材は、それぞれが木に対する高い知識を持つスペシャリストであることが求められます。そのため当社では、社員個々のスキルレベルに合わせた教育・研修制度の充実に向けて力を注いでいます。階層別研修はもとより、1200haの社有林で下草刈りや間伐・植樹など「森を育てる」作業を実体験する山林研修、毎月実施される営業力強化研修なども用意。当社では、合板製造販売という本業を発展させ、新しい工場経営や新商品開発、更にはエネルギー分野など新たな事業領域にも挑戦しています。固定観念に縛られることなく、近年、意識の高まるSDG'sにも繋がる自然や環境という大局に向き合ってこそ磨かれる感覚も、大きな力となるはずです。
事業内容 | ・合板(構造用合板・コンクリート型枠用合板・LVL・ハイブリッドMDF複合合板等)の製造販売
・国内外からの原木の調達 ・バイオマス発電売電事業 ・国内で所有する山林の管理経営 ほか |
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創業 | 1947(昭和22)年10月8日 |
資本金 | 1億2680万円(グループ計) |
従業員数 | 831名(グループ計) |
売上高 | 835億万円(2024年3月期) ※連結売上高
948億万円(2023年3月期) ※連結売上高 |
代表者 | 代表取締役社長 又賀 航一 |
事業所 | 【日新ホールディングス株式会社】
本社/島根県松江市 事務所/東京都港区 【株式会社日新】 本社/鳥取県境港市 工場/島根県松江市、鳥取県境港市、徳島県小松島市、三重県多気郡 【島根合板株式会社】 本社/島根県浜田市 工場/島根県浜田市 【日新林業株式会社】 本社/島根県松江市 事務所・工場/鳥取県境港市 営業所/島根県飯石郡 【NS木質科学研究所】 研究所/鳥取県境港市 【湖北ベニヤ株式会社】 本社工場/島根県松江市 【日新バイオバス発電株式会社】 本社/鳥取県境港市 発電所/鳥取県境港市 【島根県合板協同組合】 本部/島根県松江市 東京事務所/東京都港区 【The Nisshin Canada Co.ltd】 カナダ現地法人/バンクーバー |
社有林 | グループ会社である日新林業(株)では、島根県飯南町に1,012ヘクタールの社有林を保有しており、合板の材料や端材はグループ会社であるバイオマス発電事業の燃料として活用しています。
また社内の山林研修でも利用しており、野外活動にも役立てています。 |
主要販売先 | ハウスメーカー:一条工務店・住友林業・積水ハウス・大和ハウス工業・タマホーム・パナホーム・ミサワホーム・三井ホーム 他
商社:伊藤忠建材・SMB建材・住友林業・双日建材・三菱商事建材 他 その他、住宅分野を中心に大手企業と多数取引 |