社会福祉法人海印寺徳寿会

1996年に設立した海印寺徳寿会は、翌年に「竹の里ホーム」をオープン。特別養護老人ホームやショートステイ、ケアハウス、在宅介護支援センターといった高齢者向けサービスを提供してきました。その後はデイサービスや訪問介護といった在宅向けの事業も展開。2015年には「長岡京市西地域包括支援センター」として再スタートし、地域への支援をより広くおこなうようになりました。そして最初の施設がオープンして25年を迎えた2018年には「第ニ竹の里ホーム」を開所させました。今後もこの二つの拠点を中心に地域に密着し、住み慣れた地域で楽しく、健やかに、「生きがいと尊厳をもって暮らせる場所」を目指してご利用者やご家族を支えていきます。

私たち海印寺徳寿会の理念は、「豊かな心を持って共に生きよう。」です。これはご利用者やご家族はもちろん、スタッフや関係する地域の方、すべての人に当てはまります。そんな「人」を大切にし、ご利用者には個人を尊重した自立（自律）の支援を、ご家族には「自分の家族を預けたくなる、温かいホーム」としての安心を、そしてスタッフには気持ちよく働ける環境を提供できるように日々改善をおこなっています。例えば基本的な待遇や休暇制度の充実、協力的な関係の構築など。そんな働きかけによってスタッフが気持ちよく働くことで、みなさまに安心してお任せいただける、より良い介護、より良い施設づくりができると私たちは考えています。

ご利用者やご家族の思いが叶い、安心・安全で、快適、豊かで自分らしい生活が実現できる、そんな環境づくりやサービス提供をおこなうのが、私たち介護職の仕事。表現が抽象的ですが、逆にそれだけ答えが1つではなかったり、答えそのものがなかったりする仕事ともいえます。それは、それぞれ心身の状況やライフスタイル、好みやペースも違うから。だからこそ私たちはご利用者やご家族に寄り添い、よく話を聞き、良い意味で距離を近く持ち、どうすればいいかを常に考えています。ときにはスタッフ同士で話し合い、さまざまなサポートを協力しながら試していく。そういったプロセスを大切にすることで、喜ばれるサービスを提供し続けているのです。