これが私の仕事 |
「あと30年使いたい・・・」そんな思いに応えて、大きな動く完成品を作る! お客様の「あと10年使いたい・20年使いたい・30年使いたい・・・」そんな思いを受けて応えていくのが僕らの仕事です。部品や鉄骨をどう改修していけば長く使っていただけるのかを考えていきます。50年前に作られたクレーンの改修を依頼された事があるのですが、機械だけじゃなくてお客様も機械と一緒に年を取るのです。「階段が急で使い難い。」「手すりの高さも昔の基準で作られているので低くて怖い」といった幾つもの要望を伺って改修したり、また、機械そのものの能力をアップさせるために新たな機能を付け加えていく事もあります。IUKの製品には産業遺産を目指している機械も多く有り、お客様の長く使っていきたいという要望や時代に合わせながら、人と共に生きていく大きな機械を作っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
スケールの大きなことを、地に足をつけてやっている実感! 僕が担当したニューマッチクアンローダーという機械は、高さ30m・幅30mで重さが300tonと非常に大きい物でした。中身の部品を取り替えるためにアンローダーの上半分を吊り上げる必要があったのですが、大きいので荷重の掛かり方や吊り上げた際どんな動きをするか等、予想できない事が沢山ありました。そこで、机上で扱える1/50スケールモデルを作り吊り上げてみると、分からなかった事が見えてくるのです。何回も吊り上げながら先輩と「こうやってみよう」「この場合はどうなる・・・」と話し合って繰り返し設計していくので、仕事の精度を短期間で大幅に向上させることができました。工事の実施当日に立ち会って、自分の作ったモデル通りに上半分が吊れて無事に工事が終わった時、「この仕事をしてて良かったなあ」って、心底、思いました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
“今あるものを長く使っていく”やりたい事が実現できる会社と人に出会えた 大きな動くものをやりたいと思い、それならば完成品を作っているメーカーだと考えました。その他にも、自分のやった事が別の産業を支えれる様なBtoBの仕事をしていきたい、という希望もありました。多くの会社を見ていく中で、IUKの“一人で一つの案件をまるごと設計として担当する事ができる”点に惹かれ入社を決めました。また、面接も良かったです。先輩やライン部長との面談を通して、人を見ているなという印象を持ちました。そういうスタンスで接してくれていたので、僕ら受けている学生も“こういう人達と一緒に仕事ができるんだ”とイメージが湧きやすく、この人達と働きたいと自然に思え飛び込んでいけました。
今は各地にあるアンローダを任せてもらっているので、全国を飛びまわっています。知らない土地に仕事で行けるのも魅力です。 |
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これまでのキャリア |
IUKは学ばせてくれる会社で、1年目はメンテナンス設計の基礎・2年目は新規設計の体験と、知識を身に付ける場が多くありました。3年目からは蓄えてきた知識を活かし、時代に合わせて機械の改善や改修を行っています。 |