業種 |
ガラス・セラミックス
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本社 |
岐阜
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私たちの生活の様々な場所でセラミック製品が使われています。陶磁器をはじめ、電子部品、排気ガスを浄化するフィルターなど、当社NGKアドレックでは、こうしたセラミック製品を焼成する時に使われる窯道具材や、液体や気体をろ過する多孔質製品を開発しています。 軽量化による省エネルギー、長寿命化による廃棄物削減、廃棄物のリサイクルなどの研究開発を通して、地球環境保護に貢献しています。
セラミックスは私たちの身近な様々な製品で使われています。携帯電話や自動車にもセラミックコンデンサーが使われていますし、最近の浄水場では水をろ過するのにセラミックフィルターが使われています。こうしたセラミック製品を製造する工場で欠かせないのが、当社の窯道具材です。高温にも耐え、繰り返し使える耐久性が要求され、セラミック製品の精度や高品質を実現する上で、重要な役割を果たしています。陶磁器の製造や電子部品、非鉄金属の製造など、「熱」を使う産業では、ほとんどの業界に当社の製品が使われ、高い評価を受けているのです。私たち消費者の眼には触れませんが、まさに「モノづくり」を支える商品と言えるでしょう。
セラミックスの可能性は大きく広がっています。最近伸びているのが、SiCを使った商品。2000度といった高温にも耐えることができ、軽量肉薄、高強度、長寿命といった特徴を有し、幅広い分野で使用されています。また、アルミニウムの不純物を除去するアルミニウム溶湯ろ過フィルターや飲料水、工場の排ガスをクリーンにする産業用ハニカムも製造しています。新しい分野の製品の開発にも積極的に取り組み、地球環境保全にも大きな貢献をしています。こうした新しい分野に挑戦できることは、技術者にとって大きなやりがいにつながるでしょう。また、こうした技術を、日本国内はもちろん、タイなどの海外工場でも指導を行っています。
「従業員が働く喜びを感じられる会社にしたい」「収益性の高い会社にしたい」というのが、私の考えです。当社は、責任と権限を持って、自分で考えながら自由に仕事ができる風土があり、どんどんチャンスを与える会社です。そんな、自分の力を思う存分発揮できる環境で、会社を変えてしまうくらいの行動力を持った人に、ぜひ入社して欲しい。最適生産を実現できる設備にリニューアルを続けていますし、新商品開発も進めていますが、目標を達成するために一番大切なのは「人財」です。だからこそ、若い皆さんに期待しています。
事業内容 | 様々な産業で使われるセラミック製品の開発・製造を行っています。
<代表的な製品> ●電子部品、セラミック製品や陶磁器などを焼成する時に使う「定形耐火物」 ●液体や気体に含まれる不純物をろ過する「多孔質製品」 などの開発・製造 |
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設立 | 1944年9月 |
資本金 | 3億610万円 |
従業員数 | 240名(2020年3月期) |
売上高 | 34憶円(2020年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 香川雅俊 |
事業所 | 〒505-0112
岐阜県可児郡御嵩町美佐野3040番地 |
沿革 | 1944年
富士窯業(株)として浦和市に設立 1948年 カタロン(SiC質)、ジアロン(アルミナ質)を商品化 1956年 日本ガイシ(株)の資本参加 → NGKグループへ 1963年 ザイロン(ジルコニア質)、ムルロン(ムライト質)を商品化 1964年 岐阜県可児郡御嵩町に工場進出 1979年 テクシロン(窒化物結合SiC質)を商品化 1989年 社名を『NGKアドレック株式会社』に変更 多孔質製品の製造スタート 1991年 多孔質工場完成 1995年 日本レオナ(株)と合併 → 不定形製品の品揃え 1996年 NEWSIC、エクセラムの製造スタート ISO-9001に全製品を対象に登録 1998年 ISO-14001登録 2003年 SINSICの製造スタート NGK/CM工場誘致 2007年 神奈川県に茅ヶ崎出張所設立 2015年 AIRSIC商品化 2020年 ISO45001登録 |
日本ガイシグループ | 日本ガイシ株式会社はセラミックスの分野で日本はもちろん、世界の先頭を走る優良企業です。グループ会社は全世界に55社。
※当社は日本ガイシ株式会社のセラミック事業におけるグループ会社の一員であり、新商品の研究開発を独自に進めています。また、日本ガイシ株式会社からの委託を受けて、焼成や加工を請け負っています。 |
独自に技術開発 | 当社製品はセラミック分野をはじめ、電子部品分野、非鉄金属分野など様々な業界の企業向けの製品で使用されています。それぞれのお客様によって異なるニーズにお応えして、当社独自で技術開発を進めています。 |
技術指導を行うマザー工場 | 当社はNGKグループ内の、SIAMNGKTECHNOCERACO.LTD(タイ)の工場に技術指導を行い、NGKグループのマザー工場としての役割を持っています。 |
積極的な設備投資 | 事業拡大に合わせて積極的な設備投資を行い、毎年設備を更新しています。 |