業種 |
化学
紙・パルプ
|
---|---|
本社 |
東京
|
【世界70か国で販売する素材 合成紙の「ユポ」】
当社は紙とフィルムの両方の特性をそなえた合成紙「ユポ」の製造・開発、販売を行っています。
創業から半世紀、合成紙産業の黎明期からその発展に貢献し、現在では、国内トップシェア、世界70か国以上で販売し、世界のくらしに貢献しています。ユポを通じて新たな価値の創造に挑戦し続ける、合成紙のグローバルリーディングカンパニーです!
合成紙ユポの主原料は、木材ではなく合成樹脂…ですが見た目は紙。そんなユポは、合成樹脂由来のタフさ(耐久・耐水性)と紙のような優れた表現力(印刷・筆記性)を併せもつ高機能素材です。その特性を活かし、紙でも合成樹脂フィルムでも物足りない市場を開拓してきました。紙とフィルムの両市場に展開できるユポは海外でも拡大中。日米欧他の連携によって、世界70か国以上で製品を販売し、全グループでの海外販売量が50%を超えるグローバルカンパニーとして世界に挑戦し続けています。
「森林資源を守るため合成樹脂から紙を作る」――50年前の産業界の夢を実現したのが当社です。時代は変わっても、創業当時から、循環型・持続可能な社会の実現をめざし、環境問題をはじめとする社会課題の解決を使命として事業を展開しています。たとえば、シャンプーボトルのラベルなどのインモールドラベル用途。ユポを使うことで、生産プロセスにおいての省エネや、ラベルを剥がすことなく容器ごとリサイクルできるものもあり、リサイクルしやすい点も注目されています。さらにはユポ・グリーンシリーズに代表されるバイオマス素材使用の製品を通して、グループ一丸で環境問題へ取り組んでまいります。
ベンチャービジネスとして創業し、合成紙という新市場を開拓してきた当社。少数精鋭をキーワードに一人ひとりが裁量を持ち、自ら設定したゴールの達成に向かって周囲を巻き込み、チャレンジしていく風土があります。採用数は少数。一人ひとりが「経営幹部候補」として採用され、若くから責任のある仕事を担当できます。一方で教育研修や資格支援、福利厚生・フォロー体制にも注力。「責任のある仕事×会社からのバックアップ」で若いうちから安心して挑戦・成長できます。自ら考え、学び、行動できる人であれば思う存分、「楽しめる、活躍できる」環境だと考えています。
事業内容 | 当社は、合成紙ユポおよびその加工製品の製造と販売を行っています。
ユポは、強くてしなやかなフィルム法合成紙です。 ユポの主原料は木材パルプではなく合成樹脂(プラスチック)と無機充填剤です。木材パルプは原料に使用しません。 ユポは、当社の開発した独自技術により、合成樹脂フィルムの耐水性・耐久性を持ちながらも、紙のような筆記特性・印刷適性を持ちます。これら「紙とフィルムの両方の特性」を活かし、紙でも、フィルムでも実現できないような分野にその用途を拡大しています。 当社の製品ユポは、名前を目にする機会は少ないと思いますが、実は、一般の方々に幅広くご利用いただいています。広告・出版・食品・日用品・医療・建築・工業・農業・防災・デザイン・芸術・政治、これらすべてがユポの用途分野です。ユポは気づかないところで、私たちの日常に、世界にあふれています。 <具体的な用途> ■食品 食品ラベル(野菜・肉など)、包装紙、飲料缶等に貼るシール、お酒のラベル ■旅行・イベント バゲージタグ(スーツケース用タグ)、路線・山などの地図、リストバンド ■日用品 シャンプー・洗剤・オイルボトルのラベル ■医療 CT・超音波診断用出力用紙、検体ラベル、血液検査台紙、リストバンド ■防災 防災マップ、トリアージタグ、避難シート、ポケットマニュアル、防災手帳 ■工業 フィルター、ワイヤーハーネステープ、クリーニングテープ ■広告 化粧品等の電飾看板、鉄道やタクシー内の各種広告、店頭大型垂れ幕、各種POP ■出版 お風呂ポスター(知育・キャラクター)、カレンダー、絵本、耐水メモ帳、フォトブック ■農業 植物工場の反射シート、園芸用花ラベル、野菜に貼るテープ ■音楽 三味線の面、エレキアコースティックギターのピックアップ(コンタクトセンサー) ■政治 投票用紙、選挙ポスター などなど、実はこの他にも無数の用途が!(詳しくは説明会で紹介します!) ユポ以外の素材では要求される性能を満たさないと感じられているニッチな領域を世界中で探索し、ユポ独自の価値を提供すること、世の中の課題を解決し人々のくらしをより良くしていくことが当社事業の使命です。 |
---|---|
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | 会社説明会、1次面接、2次面接はMicrosoftTeamsを使用してオンラインで行います。
新卒採用会員制マイページ内では、WEB説明会もご視聴いただくことができます。 |
設立 | 1969年5月10日 |
資本金 | 4億9,500万円 |
従業員数 | 341名(2023年3月現在) |
売上高 | 184億7,800万円(2022年度)
|
代表者 | 代表取締役社長 内藤 勝弘 |
事業所 | 【本社】
東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング15階 【鹿島工場・開発研究所】 茨城県神栖市東和田23 (鹿島コンビナート内) 【支社・営業所】 西日本セールスグループ 大阪府大阪市中央区 西日本セールスグループ(中部) 愛知県名古屋市中村区 西日本セールスグループ(九州) 福岡県福岡市博多区 |
関連会社 | 【国内】
株式会社ユポ・パピエ 【海外】 Yupo Corporation America(ユポ・アメリカ) YUPO Europe GmbH(ユポ・ヨーロッパ) ※業務委託先として中国、インド、タイにも販売拠点があります。 |
取引先・主要仕入先 | 【取引先】
王子イメージングメディア、王子タック、日本紙パルプ商事、国際紙パルプ商事、新生紙パルプ商事、吉川紙商事、三菱王子紙販売、三菱商事パッケージング、日本紙通商 他 ※代理店販売のため、直接の販売先は商社様がメインとなります。 【主要仕入れ先】 三菱ケミカル 他 |
沿革 | 1969年 株式会社王子油化合成紙研究所創業(※)
1971年 鹿島工場 1号機稼働 1971年 ブランド名を「ユポ」に決定 1973年 米国企業と販売契約締結(2002年解消) 1977年 欧州企業と販売契約締結(2000年解消) 1986年 鹿島工場 2号機稼働 1990年 鹿島工場 3号機稼働 1996年 米国法人(100%出資)「Yupo Corporation America」を設立 1998年 紙業会社(100%出資)「株式会社ユポ・パピエ」を設立 2000年 欧州販売会社(100%出資)「YUPO Europe GmbH」を設立 2001年 株式会社ユポ・コーポレーションに社名変更(現社名) 2007年 三菱化学(中国)商貿有限公司と業務委託契約締結 2011年 鹿島工場 能力増強工事を開始(2015年末まで) 2011年 Mitsubishi Chemical India(インド) Private Ltd.と業務委託契約締結 2014年 Mitsubishi Chemical Thailand(タイ) Co., Ltd.と業務委託契約締結 2019年 創立50周年 2020年 開発研究新棟竣工 ※王子製紙株式会社(現:王子ホールディングス株式会社)と三菱油化株式会社(現:三菱ケミカル株式会社)の折半出資(50%/50%)によるジョイントベンチャー企業として創業 |
出資 | 王子ホールディングス株式会社(50%)、三菱ケミカル株式会社(50%) |
企業キーワード | 「紙にできないこと。紙よりもっとできること。そんなワクワクを広げよう。」
私たちユポ・コーポレーションはその素材力と自由な発想で開発を行い、紙にできないこと、紙よりもっとできること、そんな夢と驚きを追い続けています。 |
BtoC製品に近い素材メーカーの楽しさ | 当社は素材メーカーではありますが、「合成紙」という最終(BtoC)製品に近い素材を扱います。
最終製品に近いから ■街中で、家庭で「これもユポかな?」と目に見えやすく、 素材メーカーだから ■アイデアを吹き込めば、色々なものにかたちを変えます。 あなたは、「ユポ」にどんなイマジネーションをかけ合わせますか? 無限の可能性をかたちにしていきましょう。 |
企業カルチャー | 「夢の紙を作る」――
この想いからスタートした私たちには、受け継がれている4つの大きなカルチャーがあります。 1.お客様とともに 無限の可能性を秘めた新素材を開発した私たちはお客様とともに新しい用途や機能を開拓し、合成紙市場を作りあげてきました。創業当時より、お客様の視点を大切にしています。 2.草の根・挑戦 草の根を分け入って探すように一人ひとりが現場で物事や課題の本質をつかみ取り、その解決に向けて果敢に挑戦していきます。 3.自考・自走 自ら考えることを大切にしています。「どうしましょうか」ではなく、「こうだからこうしたい」という論理的で主体的な姿勢を重視しています。 4.協働・協力 解決すべき課題に国内外のメンバーが協働・協力して取り組みます。個人で熟考する力と、周囲を巻き込んで推進していく力の両方を重視しています。 |