選考であなたの経験を聞く理由をひと言でいうなら、『人柄を見たいから』です。
人柄というのは、表情や声、話し方や言葉遣い、目線や仕草、礼儀マナーなど。そういった姿や一挙手一投足を面接で見て、自社で働いている姿が想像できるかが選考基準の一つになります。
中途採用であれば就業経験になるんですが、新卒採用となると、そもそも就活生のみなさんは企業でも就業経験がほとんどないかと思いますので、これまでの経験を聞いて自社で活躍してくれる可能性があるかどうかを総合的に判断するのが面接の場という訳。
そこで就活生のみなさんに心得ておいて欲しいのは、『経験に優劣はない』ということ。
採用担当者として毎年のように就活生のみなさんを見ていて、もったいないなぁと思うのが「自身の経験を他人と比較して自信喪失してしまうこと」。 そもそも評価をするのは面接官なのにもかかわらず、自身の判断で他人との優劣を決めてしまう、、、しかもほとんどが劣勢の判断をしてしまうなんて、こんな無意味なことなくないですか。
選考で心掛けるべきことは、自分が他人と比べることではなく、初対面の面接官に自分自身の経験を分かり易く伝えること。伝える以上は自身を持って話してもらいたいと思います。