社会福祉法人イリアンソス

法人名である「イリアンソス」とは、ギリシャ語で「ひまわり」のこと。ひまわりのように毎日明るい笑顔で過ごして欲しい―― それが由来です。私たちは「好き」と言える場所や人がいることが、笑顔の多い豊かな人生を送れる秘訣だと考えています。「この街が好き」と障がいのある方が思える街は、きっと誰にとっても暮らしやすい街のはず。この考えを軸に、施設運営や地域活動に取り組んでいます。また生活寮（グループホーム）は利用者さんのご自宅ですから、お客様ではなく家族として寄り添っています。そのため「〇〇様」という呼び方ではなく、「〇〇さん」のように一人ひとりが希望する形でお呼びしています。

支援活動の一環として、絵画制作を行っています。しかしその熱の入れようは、今や単なる支援活動の域を越え、また多方面に影響を与えています。具体的には展示会を定期的に開催したり、コラボ作品を制作したり、作品の中には商品化されたものもあります！たくさんの方からご好評いただき、直接お褒めの言葉を頂戴する機会も多いです。こうした経験を重ねることで、人と目を合わせるのがニガテだった利用者さんが、目を見て話せるようになるなどの成長にも繋がっています。利用者さんのためにも、また作品を楽しみにしている方々のためにも、絵画制作には今後もチカラを入れていく予定です。

活発に意見交換が行われるのは、自分と考えが違っても、お互いを尊重しながら建設的な話し合いができるから。役職や社歴を理由に意見を押し通すことはないため、キャリアの浅いスタッフも発言しやすく、それが日々の刺激や学びに繋がっています。経験豊富だから分かること、経験が浅いから気付くこと、どちらも大事にする方針です。また、遠すぎず近すぎずの心地よい距離感もポイント。困った時は手の差し伸べてもらえる"心強さと安心感"に支えられ、若手社員は非常に前向きです。なお、すべての施設が東久留米市にあるので、東久留米に腰を据えて活躍できています。加えて給与や休日の多さから、社員満足度は高水準です。