藤倉化成株式会社　

【東証スタンダード市場 / 化学メーカー】

株式公開

業種	化学自動車／半導体・電子部品・その他／家電・ＡＶ機器／住宅
本社	東京

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昨年の
採用情報

先輩社員

化成品事業部ファインケミカル材料部
M．I（34歳）

【出身】東北大学大学院理学研究科化学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	アクリル樹脂等の素材開発顧客が要望するアクリル樹脂を開発することが主な仕事です。ただ、一口にアクリル樹脂といっても、一般に知られているアクリルガラスとは異なり、様々なアクリル樹脂原料（モノマー）が存在します。それらの種類と組合せ、配合比、重合方法を選択することにより多種多様なアクリル樹脂ができあがるため、トライ＆エラーを繰り返して目的の性能をもつ樹脂を作りだします。時間やコストも限られることが多いためなかなか１００点満点のものは難しいですが、その中でも顧客に満足してもらえる物ができるよう日々実験しています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	開発した技術の特許申請前部署で、とある重合技術の基礎・応用研究をしていた際のことですが、一般的に化合物Ａという原料はモノマーＢには使えるが、モノマーＣという樹脂材料には不向きと言われていました。しかし様々な検討をした結果、Ａの化学構造の一部を変換またはＣに別の材料を混合することで使えるようになることを発見しました。この技術は特許申請し、一部分はまだ申請・審査中ですが、一部分は特許化されることが決まりました。直接製品につながる技術では無いかもしれませんが、自分で発見・開発した技術が権利化されたときはとてもうれしく思いました。当社では特許についても社内目標が設定されており、発光ダイオードのような大発見は難しいとは思いますが（笑）、技術者が主体となって出願する環境があると思います。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	人事の人柄と研究開発に惹かれてホームページ（自分の就活当時）を見ると”お応えできる化学があります”というスローガンが目に付きました。私は大学で学んだ化学を通じて何らかの製品を作ってみたいと思っていましたので、これはぴったりだと思いました。実際に説明会を受けてみると、売上に対する研究開発費の割合が大きく研究開発に注力していて、会社の規模も大きすぎないため責任ある仕事を早めに任せてもらえそうだと感じました。また、面接でも人事の方を始めとして和やかな雰囲気が感じられ、会社にいる人にも魅力を感じたのも決め手の１つです。

これまでのキャリア	化成品事業部：トナー材料の研究開発（２年間）→ 研究開発部：新規ポリマーの研究開発（７年間）→化成品事業部：アクリル樹脂等の素材開発（現職・今年で1年目）

この仕事のポイント

	応用研究・技術開発
	臨機応変な対応力が必要とされる仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しいモノを生み出す力が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動支援本やサイトを見ると色々なことが書いてあります。面接やエントリーシートでは、つい支援本の助言を真似しようとしてしまいますが、付け焼刃の自分で本当に良いのでしょうか？最低限のマナーは学ぶべきですが、あれこれ良いように見せようとするより、普段通りの自分を出してみてください。きっとそちらの方が魅力あるように見えるはずです。私も１０社以上落ちて、諦めて自然体になってからの方が上手くいきました。。