当社は、東証プライム市場上場の株式会社ビーアールホールディングスの中核企業としてプレストレスト・コンクリート(PC)および鉄筋コンクリート(RC)製品&構造物メーカーとして、国内の主要な道路橋や鉄道橋、海洋構造物、上下水道用構造物などの提供を通じて社会インフラの設備に貢献。「私たちがつくった橋で、道で、建築物で、百年後の人々が笑顔で渡って出会えるために」を合言葉に、後世に残る仕事を手掛けています。
当社が得意とするのはプレストレスト・コンクリート(PC)技術です。PCとは、コンクリートに入れる緊張材にあらかじめ引張荷重を与え、コンクリートに常に圧縮力が働くようにしたもので、断面に生じる引張力を打ち消して構造物を安定させます。当社は、PC技術を活かした製品の供給を通して、橋梁・軌道・海洋・防災・上下水道など様々な社会インフラ建設に寄与しています。橋梁分野では、国内の主要な道路橋や高架橋を、鉄道分野では東北新幹線や台湾新幹線の軌道スラブ版などを提供。また、PC技術は建築分野にも活かされており、マンションや病院、学校などの大規模構造物に活用されています。[写真:PC斜張橋 大芝大橋(広島県)]
私たちのものづくりを支えてきたのは、新たな技術・工法に挑戦する「知」のチカラと、過酷とも言える現場でそれを実現する「技」のチカラ。そして「知」と「技」が一体となった「考える現場」で、実際に作業する「人々の熱い想い」です。当社の合言葉は「私たちがつくった橋で、道で、建築物で、百年後の人々が笑顔で渡って出会えるために」…その言葉が表すように、後世に残る大きな仕事、自分の子や孫の時代まで残る仕事に関われる喜び、そして何より、安全で快適な橋をつくり、利用される方のために便利な生活を実現することへの喜びが私たちを支えているのです。[写真:MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島]
今、クラッシュ&ビルドの時代は去り、少しでも長く使える構造物が望まれています。その時代の要望に応えるため、当社は点検・診断・補修、補強の分野でも挑戦を続けています。例えばアルカリ骨材反応によるコンクリートの劣化を抑制する「ASRリチウム工法」、浸透性イオンによる構造物の劣化補修「リハビリ高圧注入工法」、特殊ポリマーセメントモルタルによる「FRPグリッド吹き付け工法」など、補修技術は日進月歩で開発されています。私たちがやるべきことは、百年保証できるコンクリート製品づくりと高度なメンテナンス技術で、構造物を後世に残すこと。みなさんも自分の手がけた橋や建造物が後世に残るような仕事に取り組みませんか。
事業内容 | ◆プレストレスト・コンクリート(PC)および鉄筋コンクリート(RC)構造物
(道路橋、鉄道橋、スノーシェッド、タンク等)の設計・販売・施工・管理 ◆プレストレスト・コンクリート(PC)、鉄筋コンクリート(RC)製品 (鉄道マクラギ、軌道スラブ、ボックスカルパート、魚礁等)の設計・製造・販売 ◆土木建設工事の設計・施工、コンクリート構造物の診断・補修・その他 [登録許可] 建設業許可:建設大臣許可(特-1)第2840号 一級建築士事務所:広島県知事登録17(1)第2325号 建設コンサルタント:建28第5775号 [認証登録] JIS Q 9001(ISO9001):MSA-QS-32 JIS Q 14001(ISO14001):MSA-ES-242 「プレストレストコンクリート構造物及び土木構造物の設計・施工並びにPC及びRC部材の製造」 |
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設立 | 1946年(昭和23年)3月 |
資本金 | 16億円 |
従業員数 | 396名(出向者・臨時パートを含まず) |
売上高 | 296億円(2020年度)
282億円(2021年度) 292億円(2022年度) |
代表者 | 代表取締役社長 山根 隆志 |
事業所 | 本社/広島市東区光町2丁目6番31号
東京支店/東京都北区滝野川7丁目2-13ベルテックスビル2F 大阪支店/大阪市淀川区西宮原1丁目8-29テラサキ第2ビル6F 北陸支店/新潟県新潟市中央区天神尾1丁目3番13号 名古屋支店/愛知県名古屋市中区錦一丁目7番34号(STAGE NISHIKI) 四国支店/高知市南金田10-1 広島支店/広島市南区的場町1丁目2番19号アーバス広島6F 福岡支店/福岡市博多区博多駅東2丁目10番35号博多プライムイースト5F 営業所/東北、茨城、横浜、静岡、三重、奈良、兵庫、鳥取、松江、岡山、山口、佐賀、長崎、熊本、大分、沖縄 静岡工場/静岡県周智郡森町睦実1123-10 江津PC工場/島根県江津市都野津2276-2 大分工場/大分市大字上戸次字長川原3606-1 静岡機材センター/静岡県周智郡森町睦実1123-10 広島機材センター/広島県安芸高田市高宮町原田字鷹止10357-1 大分機材センター/大分市大字上戸次字長川原3606-1 |
実施工法 | ◆定着工法
フレシネー工法、ディビダーク工法、SEEE工法、CCL工法、VSL工法、SM工法、NAPP工法など ◆施工工法 片持ち張り出し架設工法、押出し工法、大型移動支保工、PC床版工法、プレビーム工法、バイプレ工法、マイクロパイル工法、K-PREX工法、K-LIP工法(ASRリチウム工法)、リハビリ工法など |
営業品目 | ◆土木一式工事
道路橋、鉄道橋、歩道橋、モノレール軌道、水路橋、スノーシェッド、スノーシェルター、ロックシェッド、上下水道用構造物、,コンクリート構造物の補修・補強など ◆建築一式工事 住宅、事務所、学校、病院、ショッピングセンター、ホテル、倉庫、官庁庁舎、各種競技場のスタンドなど ◆容器構造物 PC卵形消化タンク、農業用水タンク、上下水道用タンク ◆海洋、沿岸構造物 浮桟橋(ポンツーン)、魚礁,消波提など ◆土木部材 橋梁桁、ボックスカルバート、各種スラブ、矢板、各種擁壁、ガレージ、共同溝、遮音壁、開渠など ◆鉄道部材 マクラギ、軌道スラブなど ◆建築部材 カーテンウォール、構造部材、各種スラブ材、その他の建築部材など |
主な取引先 | 国土交通省、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、鉄道運輸機構、他 官公庁 |
環境方針 | 当社は、自然環境の中に構造物を創造するにあたり、一貫して自然に対する優しさを基本として考えてきました。環境との調和の中で、より優れた品質の構造物を創造するため、ISO9001に加えISO14001の認証を取得しています。私たちは、「100年続く笑顔」をキャッチコピーとして、サスティナブル(持続可能)な社会の実現に協力していくつもりです。具体的には、「ゼロエミッション」を目標とした橋梁施工を目指し、その達成のため3R(リデュース、リユース、リサイクル)を継続実施していきます。まだ、工事期間中、緑化と生態系の保護を目的として、「グリーン&エコロジー活動」も積極的に実施しています。 |
株主構成 | (株)ビーアールホールディングス
(東証プライム市場) 1999年に極東工業(株)が上場し、2002年に(株)ビーアールホールディングスを設立し株式移転。2016年3月に東証1部に上場 |