株式会社MERF

「天然資源の少ない日本で資源の有効利用を透明性の高い所で行いたい」を企業理念に掲げ、事業展開を図ってきた当社は、設立40周年の節目を迎えました。（創業は1870年）日本は銅精鉱を100%輸入に依存しており、他資源と同様に銅原料の安定調達には課題を抱えている。さらに銅の最大産地である南米における資源ナショナリズム(カントリーリスク)の影響を受け易いことからも、リサイクルによる銅資源確保、本格的な資源リサイクルのニーズは確実に高まっており、当社が事業を展開できる領域はますます拡大しています。

銅を中心とした非鉄金属リサイクルの専業企業としては国内唯一の上場企業である当社の売上高は2024年8月時点で820億7000万円と安定した業績を築いています。販売先は自動車メーカーや住宅設備メーカーなど多岐な業界にわたります。また仕入先とは公正価格での取引を長年継続することによって信頼関係を築き、いまでは世界的な調達ネットワークを形成しています。創業から150年以上にわたり積み重ねてきたお客様からの信頼と品質の高さ、リサイクルに関する豊富なノウハウが当社の強みです。東証スタンダード市場上場のグローバル企業として、国内外の産業を支えていくのが当社の使命だと考えています。

MERFが扱っている原材料は、私たちの生活や産業を支える一端を担っています。例えば銅インゴットは、船のスクリューやバルブ、機械部品に。その他のリサイクル原材料は電線や水道設備・硬貨・調理器具などとして再利用されているのです。サーキュラーエコノミーに対応したリサイクル事業で資源の有効利用・環境保護に直接的に貢献できるのが当社事業の特徴です。また高品質を維持し顧客満足を向上の為に最新の分析装置の導入や製造技術、分析技術の向上にも日々取り組んでいます。資源の少ない日本において資源の有効利用を通して日本をそして産業を支え、環境保全にも貢献できる存在として成長を続けていきます。