業種 |
半導体・電子部品・その他
自動車/機械/医療機器/化学
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本社 |
京都
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~人と社会とともに、未来をつくる企業へ
高い技術力で世界に貢献。世界のものづくりに新しい価値を~
現在は主に<産業資材> <ディバイス> <メディカルテクノロジー>の3つの事業をグローバルに展開。
幅広い加工技術をベースに、時代の変化に合わせて技術や製品を進化・拡充させながら、メディカル・モビリティ・サステナブル資材・IT機器などの身近な市場でグローバルに事業を展開しています。
NISSHAは京都市に本社を構える未来志向型のグローバル企業です。創業以来培ってきた印刷技術にコーティング、成形、金属加工などの技術要素を融合させながら常にコア技術の拡充を図り、製品と対象市場の多様化、グローバル市場への進出などを通じて事業領域の拡大を実現してきました。事業を取り巻く環境は大きく変化しています。それに伴い、当社も自ら変化することで成長し続けています。現在は主力事業として、素材の表面に付加価値を与える産業資材事業、精密で機能性の高いセンサーを手掛けるディバイス事業、医療機器やその関連分野において、高品質で付加価値の高い製品を提供するメディカルテクノロジー事業などを展開しています。
当社が強みとする意匠(加飾技術・成形技術)と機能(センシング技術)を組み合わせることにより、自動車の内外装向けに新たな価値を提供しています。モビリティ(自動車)市場のトレンドとしてEV化(電動化)が進んでおり、内装部品のデザインにはライティング(光)を取り入れるなど先進的な表現が求められています。また、自動運転の普及によって車内はさまざまなコンテンツを楽しむ空間へ変化しており、それに相応しい質感や周囲と調和するデザインが必要とされています。加えて、自動車の「顔」とも言えるフロントグリルやヘッドランプ周辺の外装部品にも当社の技術が採用され始めており、私たちのビジネスチャンスはさらに広がっています。
NISSHAの技術は、国内はもちろん世界中のお客さまから高い評価をいただいており、売上高は海外向けが80%以上と、国内向けを大きく上回っています。私たちの製品は、お客さまのそれぞれの製品向けに一つひとつカスタマイズされたものです。世界中の「お客さまの近く」で仕事をしながら、お客さまのニーズに応えていくのがNISSHAのやり方。現在、グローバル拠点は30カ所以上にのぼります。京都という土地に根付きながら、世界に向けて最先端の技術や製品を発信する、【京都×グローバル】という事業展開がNISSHAの大きな特徴です。
事業内容 | ◆産業資材事業
さまざまな素材の表面に付加価値を与える独自技術を有する事業です。プラスチックの成形と同時に加飾や機能の付与を行うIMD、IMLおよびIME は、グローバル市場でモビリティ、家電製品などに広く採用されています。また、サステナブル資材として、金属光沢と印刷適性を兼ね備えた蒸着紙や、植物由来の材料を用いた環境にやさしい成形品を提供しています。 ◆ディバイス事業 精密で機能性を追求した部品・モジュール製品などをお客さまの使いやすい形で提供する事業です。主力製品であるフィルムタッチセンサーはグローバル市場でスマートフォン、タブレット、ゲーム機、産業用端末(物流関連)、モビリティなどに幅広く採用されています。このほか、圧力を検知するフォースセンサーや、気体の状態を検知するガスセンサーなどを提供しています。 ◆メディカルテクノロジー事業 医療機器やその関連市場において高品質で付加価値の高い製品を提供し、人々の健康で豊かな生活に貢献することを目指す事業です。主力の低侵襲医療用の手術機器のほか、医療用ウェアラブルセンサーなどの製品を心疾患向けを中心に幅広い分野に提供しています。現在はグローバルベースで大手医療機器メーカー向けの開発製造受託(CDMO)を展開するとともに、医療機関向けに自社ブランド製品を製造・販売しています。 ◆その他の事業 上記の3事業のほか、情報コミュニケーションや医薬品・化粧品など、さまざまな事業を展開しています。 ●情報コミュニケーション 出版印刷・商業印刷のほか、高精細デジタルアーカイブ撮影や布への印刷など、さまざまな製品・サービスを提供しています。 ●医薬品・化粧品 独自の処方設計、加工技術による特殊剤形を中心とした医薬品、医薬部外品、化粧品を提供することで、医療、美容の発展に貢献していきます。 |
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Mission(企業理念) | 私たちは世界に広がる多様な人材能力と情熱を結集し、 継続的な技術の創出と経済・社会価値への展開を通じて、 人々の豊かな生活を実現します。 |
創業 | 1929(昭和4)年10月6日
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設立 | 1946(昭和21)年12月28日 |
資本金 | 121億1,979万円 |
従業員数 | 連結5,314人 *2024年3月末現在 |
売上高 | 1,677億2,600万円 *2023年12月期
◆事業別売上比率 産業資材41.0%、ディバイス32.7%、メディカルテクノロジー21.5%、その他4.8% ◆国内海外売上比率 海外86.6% 、国内13.4% *2023年12月期 日本国内のマーケットが飽和しつつあるなか、世界で高いシェ アを持つお客さまと強いパートナーシップを結び、事業を展開した結果として、国内を上回る海外売上を獲得しています。 |
株式市場 | 東証プライム上場(証券番号:7915) |
代表者 | 代表取締役社長 兼 最高経営責任者 鈴木 順也 |
事業所 | 【国内】
<本社> 〒604-8551 京都市中京区壬生花井町3 JR各線・近鉄京都線・市営烏丸線「京都駅」より市バス(26・28系統)に乗り、 「四条中新道」停留所下車すぐ 阪急京都本線「大宮駅」または「西院駅」より徒歩約10分 <東京支社> 〒141-0032 東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー JR山手線・りんかい線 「大崎駅」より徒歩4分 (駅より3階レベルで歩行者デッキ直結) その他:名古屋営業所、亀岡工場、神戸リサーチオフィス |
ホームページURL | https://www.nissha.com |
NISSHA公式X (旧Twitter) | https://twitter.com/nissha_official
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沿革 | 1929 創業
鈴木直樹が自宅で印刷所を開業して創業 【「活字印刷であればだれでもできる。他社の手がけない高級印刷をやろう」-この創業 者の思いがNISSHAの差別化戦略の原点となりました。】 1946 日本写真印刷(株)設立 1949 戦後初の国語辞典「言林」、毎日新聞社「NEW JAPAN」などを手がけ「高級美術印刷の NISSHA」の評価を得る 1967 現在の産業資材事業が誕生 国内初の木目転写箔を開発し、家電市場へ参入 【印刷技術の進化による新製品開発を促進、対象市場を拡大】 1970 現在のディバイス事業が誕生 【後にスマートフォン・タブレット・ゲーム機に採用されて、大きく成長するタッチセン サーを生み出すこととなります。】 1983 IMD(成形同時加飾転写)システムの開発 1990 ファインタッチ(現在のフィルムタッチセンサーの源流)を開発 1995 初の海外生産拠点設立 2000 産業資材・電子部品事業の売上高が一般印刷事業を上回る 2007 売上高の海外比率が50%を突破 アメリカの成形メーカー買収により、日本・アメリカ・中国・東南アジアに成形拠点網が確立 2008 売上高1,000億円突破 2014 ガスセンサーメーカー(日本)を買収 2015 世界最大手の蒸着紙メーカー(ベルギー)を買収 日本写真印刷コミュニケーショ ンズ株式会社を設立(情報コミュニケーショ ン事業を承 継) 2016 医療機器メーカー(アメリカ)を買収し、医療機器分野に参入。メディカルテクノロジー事 業が誕生 自動車内装向け加飾・成形メーカー(ドイツ)を買収 2017 社名を「NISSHA株式会社」(英文表記:Nissha Co., Ltd.)に変更 2018 Nissha Innovation Center Kyoto(略称:NICK)を開業(京都本社構内に点在する技術者・ エンジニア・マーケッター約400人を集約する都市型の研究・技術開発拠点) 2019 製薬会社(日本)を買収し、医薬品分野に参入 |
商号変更について | 2017年10月6日に、社名を「日本写真印刷株式会社」から、「NISSHA株式会社」へ変更しました。 |
拠点数 | 国内15カ所
海外34カ所(持分法適用会社は含まず) |
関連会社 | 連結子会社 64社
持分法適用会社 3社 |