これが私の仕事 |
多様な人材を支える人事制度や雇用のあり方に関する調査研究 私の所属する労働政策部では、多様な人材が多様な働き方を実現できる環境の整備に向けた調査研究を行っています。近年、企業では、個人の学びを支援する研修制度の導入や自律的なキャリア形成を促すジョブ型人事制度の導入など、個人の能力を最大限発揮できる仕組みづくりに注力しています。こうした動きの背景には、コロナ禍を契機とした働き手のキャリア観の変化に加え、女性・高齢者・外国人といった多様な人材が労働市場へ参入したことが挙げられます。当部では、企業から寄せられる課題やニーズを丁寧に把握しながら、働き手のキャリア自律を支援し、多様な人材が活躍できる制度や施策のあり方についての検討を重ねています。 |
|
だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
企業のみならず、人や社会と向き合う仕事 多様な人材の活躍に向け、外国人材の受け入れ・活躍が大きなテーマの一つとなっております。帯同家族の呼び寄せが可能になる外国の方が増えるなか、子どもの日本語教育のあり方など、現場レベルでは依然として多くの課題が残っています。以前、外国人の小学生向けの日本語教育の現場を見学した際、慣れない環境の中で懸命に学ぶ子どもたちの姿に心を打たれました。また、取り組みに携わるNPOや学校関係者から「経済団体に関心を持ってもらえるのは大きな励み」との言葉をいただいたことは、とても嬉しく、一方で身の引き締まる思いでした。現場の声に丁寧に耳を傾け、関係者とともに社会の課題解決を考える過程で、多様な視点に触れ、自身の知見を広げられることが、この仕事の大きな魅力のひとつです。 |
|
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
生まれ育った関西の発展に大いに貢献できるから 大阪・関西で生まれ育ち、ずっと地域への愛着がありました。「関西で長く働いて、恩返しをしたい」という思いを軸に就職活動を進め、ご縁あって、関経連事務局へ入局。関経連の業務については、企業や行政、大学など多様な関係者と連携しながら、関西の様々な事業に関われることに大きな魅力を感じました。入局後は複数の部署で業務に従事し、自分の担当した仕事がテレビや新聞に取り上げられたこともあります。小さな仕事でも関西の発展につながっていると実感できる部分であり、関経連の仕事ならではの大きなやりがいとなっております。 |
|
これまでのキャリア |
産業部(3年間)→経済調査部(4年間)→民間企業へ出向(1年半)→総務部(3年半)→労働政策部(現職・今年で2年目) |