これが私の仕事 |
1台何千万円もする、医療に欠かせない“検査機器”の点検・修理。 一口に検査機器と言っても種類は様々。私が対応するのは凝固・免疫・尿検査の3種類の機械です。みなさんにはなじみが薄いかもしれませんが、たとえば手術前に必ず行われる血液の凝固検査や免疫検査は「正しい診断ができない」「適切な治療ができない」などの事態を防ぐために欠かせない重要なものなのです。
担当エリアは東京23区・千葉県。約20の医療機関や検査センターを受け持ち、1日1~3件、定期点検や修理などのために回っています。対応する医療機器は全部で6~7種類。中には1台何千万円もする高額な機械もあり、時にはメンテナンスだけでなく、古くなった機械があれば新機種への交換を提案する場合もあります。
今後は現場業務だけでなく、リーダーなどの管理業務にチャレンジし、検査に用いる試薬の知識も深めていきたいですね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
不具合は何か…心配した先輩が100kmの道のりを車で駆けつけてくれた。 入社3年目の頃。お客様から「機械が立ち上がらない!」と連絡を受けて、すぐに現場に急行しました。しかし、電源を交換してもダメ。基盤を調べてみても特に問題はありません。どうしたらいいか分からなくなり、急いで先輩に電話しました。その後、駆けつけてくれた先輩と手分けして原因を探したところ、末端のケーブルが断線しているのを発見。なんとか事なきを得たんです。
医療機器は命に直接関わる重要な機械。そのため、不具合は許されません。この仕事はそれを裏方として支えるため、大きな責任を負います。その分、達成感もひとしお。その時も、お客様からの「ありがとうございました」という言葉がうれしかったですね。助けていただいた先輩とは今もいい関係。でも今後は、自分が先輩として後輩を助けてあげられるようになりたいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
エンジニアとして働きながら、医療を通じて社会貢献ができるところ。 専門学校時代の専攻は電子工学科。音楽好きだったこともあり、アンプやスピーカーの音響機器に関する基板設計を学んできました。とはいえ、就活では希望の音響関係以外にも様々な分野の企業を見ていました。
そんな中、学校の説明会で今の会社と出会いました。それまで医療分野なんて考えもしませんでしたが、医療に欠かせない検査機器を扱う会社であり、そのメンテンナンスを通じて社会に貢献できる仕事と聞かされ、魅力を感じました。
今は会社も大きくなりましたが、自分が就活をしていた当時はまだ中堅どころで、社長をはじめ、役員とも気軽に会話できる風土でした。そんな程よい規模感にも惹かれ、入社を決めました。 |
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これまでのキャリア |
2008年 新卒入社/関東甲信越全域を担当/その後、北関東エリアに配属
2018年 東京エリアに配属(東京23区・千葉県担当) |