これが私の仕事 |
ものづくりを行う研究者であり、お客様をサポートする伴走者でもあります。 電着塗装の開発と、その技術をお客様が効果的に活用できるようサポートを行っています。
電着塗装はどれほど複雑な部品にも均一な塗膜を形成できるため、電子部品やモーターコイルの絶縁保護に用いたいと考えるお客様は多数。ご要望を集約し、研究開発に活かしています。もちろん、試行錯誤は絶えません。試作品を作ってみてはまたやり直す、なんてことの繰り返し。途方に暮れそうになることもあります。しかし、こうした壁を乗り越えて、納得のいく製品を開発できたときの喜びは想像以上です。
また、手塩にかけて開発した製品がお客様のもとで力を発揮できるように、お客様からの質問にお答えすることも私の重要な役割。ものづくりに留まらず、お客様と向き合うことができる点はシミズの開発者として働く魅力のひとつですね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
約5年のプロジェクト。お客様と向き合い続けた時間が私を成長させました。 入社2年目のころ、自動車部品メーカーと耐熱絶縁塗料を開発したことがありました。
私が入社する以前から進んでいたプロジェクトであり、開発期間は約5年。3年が経過したときに私もアサインしてもらいました。プロジェクトは非常に難航。しかし、お客様自身も「いいものを作るには長い時間がかかる」と話すほど強い覚悟をお持ちだったことが、私自身を突き動かすエネルギーとなりました。
開発が本格化すると、私たちシミズとは異なった視点でお客様から実験計画や性能を評価していただけたことも嬉しかったです。3ヶ月に一度は東京と大阪を行き来して打合せを重ねていくにつれて、お客様と私たちが一つのチームになったような雰囲気がありました。なお、現在もお客様との関係性は続いており、継続的に受注をいただいています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
活発なコミュニケーションを大切に、技術を追求できる環境があります。 電着塗装という独自性の強い技術があり、その可能性を追求している点に惹かれて私はシミズに入社しました。また、私は大学時代から化学を専攻していたため、学んできたことを活かせる環境がありそうだと思えたことも大きな決め手に。実際、入社してからも多くの良い点を実感しており、充実した日々を過ごしています。
特に、少数精鋭でコミュニケーションを大切にしているためとても居心地がいいです。例えば、情報共有が迅速。大型案件に挑むときは、チーム全体が一枚岩になれる。その上営業部や役員の皆さんとも意思疎通を図りやすいです。何か困ったことが起きた際は、みんながすぐに手を差し伸べてくることもありがたいですね。
他にも、給与面や各種手当、福利厚生がすごく手厚く、社員を大切にしようとする会社の姿勢が伝わってきます。 |
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これまでのキャリア |
首都大学東京(現 東京都立大学)都市環境学部を卒業後、メーカーで高分子界面活性剤の研究職として就職。その後、専門性を高めたいという想いから2015年、シミズに入社。 |