これが私の仕事 |
金型設計の準備段階として現場実習 金型の構造、基礎、知識、製図方法を現場実習を通して、勉強しているところです。具体的にはワイヤーカット放電加工機や研削盤等の機械加工、金型のメンテナンス、製品の製図を行っています。
金型って何?と思われる方がほとんどだと思います。私たちが製作している金型は、金属の板を決まった形に成形させるために、プレス機械によってプレス加工するための特殊な工具のことです。この金型によって品質の均一化した製品を短時間で大量に作ることができるようになります。
私達消費者にとっては、金型自体にはなじみが薄い存在ですが、普段身の回りで使っているほとんどの製品にはプレス金型で生産されたものが含まれています。その製品の品質を左右するいわば「縁の下の力持ち」的な充実感があります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分で製図した製品が大量生産! 金型の設計・製図の実習をしていたときに、たまたま生産する製品の製図を任されたことがありました。3ヶ月ほど後に、何気なくある金型を見ていると「実習中に製図していた金型だよ」と先輩に言われて「あぁ!あのときの!」と気付きました。製品図のみの製図だったので全く気付きませんでした…(笑)
自分で製図した製品が、プレスするたびにその金型から全く同じ形状で大量に生産されていきます。ものすごく痛快です!とても複雑な形状で製図するのにとても苦労したので、その分嬉しさも一入でした。
この後どんな製品に組み込まれて、どんな人に使われるのだろう?という想像も膨らみます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
精密な機械設計がしたい! 皆さんはどんな長さの単位の中で生活していますか?km?m?cm?色々あると思います。私達が仕事で使用する単位はmmとμmです。
学生のときには機械設計や工作機械を使った機械加工をしてきましたが、精度は0.1mm程度の加工がほとんどでした。それよりももっと精密な機械設計や機械加工に興味を持ったことがきっかけでした。
それと私が第一に優先した、大学・大学院で専攻した機械工学の分野を活かすことのできる「ものづくり」がしたい!ということから選びました。
今では金型を勉強する実習期間を、2年間も与えて貰っているという恵まれた環境の中で仕事をしていると思います。その期待に応えるべく頑張っているところです。 |
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これまでのキャリア |
社内研修(2か月)→現場実習(現職・今年で2年目) |