これが私の仕事 |
同じ空間で・同じ時間を過ごし、子どもにとって安心できる存在であること 私の担当は小学校4年生~高校2年生までの男の子5人のユニット。起床指導から始まり、就寝時間までの日常生活を支える仕事をしています。食事の提供や掃除、宿題を見守ったり、一緒に遊んだりと子どもたちと一緒に生活している感覚です。家事や事務仕事などがあるなかですが、私が大事にしているのが子どもたちとのコミュニケーションの時間を多く設けること。たとえば、アイロンがけや裁縫など子どもの近くでできる作業は、テレビを見ている子の隣に座って、自分も目ではテレビを見て「これ面白いね。」と一緒に笑いながら手を動かすなど、同じ空間にいて時間を共有することを大切にしています。そうすることで徐々にではありますが、安心できる大人として子どもたちとの信頼関係も築けてきました。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
子どもから「上野さん、一緒にしよう!」と声をかけられる存在になれたこと これは今年から始めてみたことなのですが、「この作業やらないと」とか「あれ忘れてたわ」とかあえて独り言を口に出すようにしています。そうすると意外と子どもってゲームをやりながらでも聞いていて、「また忘れちゃったの?」と会話のきっかけになったりするんです。「大変。やっちゃった!」と私が慌てていたときには、ゲームの手を止めて「なになに?」と見に来てくれたりして、子どもたちの優しさに触れることも多くなったし、気軽に声かけられることも多くなりましたね。毎日の会話が増えたことで、「上野さんトランプしよー!」と職員室まで子どもの方からやってきて誘ってくれたり、「今面白いのやってるから一緒にテレビ見よー」とか。そういう日々を積み重ねていって、気持ちを隠さず表現してくれるようになったことが嬉しいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
児童福祉の複数の分野を経験できる法人だったから! もともと福祉に興味があったこと、子どもが好きなことから児童福祉を志望しました。しかしここから先の分野を絞ることができず、どれも経験してみたい。そう思っていた時に三晃福祉会に出会ったのです。児童福祉に特化している法人だったこと。児童養護施設・乳児院・母子生活支援施設・児童家庭支援センターと経験できる分野は豊富にあったこと。配属や異動も希望を考慮していただけることが決め手となり入職を決意。入職後は希望をしていた児童養護施設に配属となりました。入職前はいろいろな分野を経験してみたいと思っていましたが、今は担当した子どもが中学生になった姿・高校生になった姿も見てみたいという想いも。そんな場合でも毎年希望を出せるので自分の「今」の気持ちを重視してキャリアプランが描けることもいいところです! |
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これまでのキャリア |
2023年4月新卒で入職。東光虹の家に配属。現在に至る。 |